「思いやり」
とても大切なものです。
思いやりが無ければ、対人関係は崩れます。
特に「こころの思いやり」がとても大切です。
友達が「腕を切り」血が流れています。
それを見て貴方はどのようにかんじ感じますか?
「痛そう」ですか?
自分の腕に傷は付いていません。
血も流れていません。
でも、友達が傷つき血が流れている場所と
傷も付いていない自分の腕の同じ場所が「痛い」のです。
これば「こころの思いやり」です。
この「こころの思いやり」は
胎児の時から親との関わり方により育まれます。
母親がお腹の中の我が子を労る思いからスタートします。
赤ちゃんは何も出来ません。
親御さんから構って貰ってこそ生きていけます。
スキンシップこそが「こころの思いやり」の原点です。
我が子が熱を出して苦しんでいる。
苦しんでいる姿を見て親が我が身を切り裂くが如く苦しみます。
自分が変われるものならば、変わりたい!
赤ちゃんがした「うんち」を食べれば
我が子の熱が下がり、苦しみから解放されるならば
うんちを「食べる」思いが湧いてきます。
母親の我が子への思いやりが子供に育まれます。
0歳から2・3歳 ぐらいまでに出来上がると言われます。
その以降は、形成されないという説もあります。
それ以降は、「訓練」です。
あたらなるスキンシップを貰えることにより
相手の痛みを覚えることが出来ます。
自然に湧き出てくる「こころの思いやり」では有りませんが
「相手の傷をみて、痛そう」を頭で判断して感じられるようになります。
行動療法による訓練が必要になります。
貴方は、相手の傷を見て
「同じ場所を自分もいたくかんじる」か
「傷をみて、血が流れているから痛いんだ」と思う方ですか?