身近なカウンセリング

苗代つくり:受け入れ準備

cocorotkn 2007年6月2日 by cocorotkn

学校へ来る電車の窓からは「苗代つくり」の風景が見れます。

もうじき田植えの季節が訪れます。

丹精を込めて一生懸命、田んぼを成らされています。

この土壌作りが秋の大きな収穫につながります。

梅雨の季節ももうすぐですね。

 

丁度今、秋のエレンのワークのためにも、

ホリスティック関係の本を読み始めています。

その本の中に、

「病気はいつもわれわれの周囲をうろつき、

病の種は風に吹かれて飛びかっている。

どの地域に舞い降りるかは種の自由だが、

いつでも発芽するわけではない。

受け入れる準備が出来ている、

土壌に落ちた時だけ行動を開始するのだ。」

実験医学の祖クロード・ベルナールの言葉が、載っています。

思わず納得しました。

 

今、世の中は「はしか」が流行ってきています。

はしかに罹るということは、

その周りに病原菌があると言う事です。

でも、その傍に居ている人が、全員発症する訳ではありません。

たまたま、発症する条件に揃った人だけが発病するわけではありません。

もっと簡単に言えば、

満員電車の中で風邪をひいている人が居ても、

うつる人と、うつらない人が居るのと同じです。

 

またこの逆もいえます。

数年前にベストセラーになった「Good Luck」の本を読んだ人には、納得してもらえると思います。

「幸せの種は、

みんな平等に降り注ぐ、

ただその種を芽を出し花を咲かせるための、

受け入れる土壌を準備しているかどうかに掛かっている」

しあわせ、不幸せ、

病気になる、ならないは

その人のもともとの土壌(その人が創りあげてきた人生、性格)が基礎になります。

その人次第、で結果は大きく変わります。

 

幸せを受け入れ、

不幸、病気を撥ね退ける

 

自分作りを目指しましょう!

苦の耐性 :現代病

cocorotkn 2007年3月23日 by cocorotkn

「苦の耐性」と、聞けば、

苦しみに耐え忍べと言う感じに受け取られそうですが、

そうではありません。

 

何事にも、「産みの苦しみ」と言うものが付いて回ります。

何か新しいことをする時には、そんなにスムーズに物事は進みません。

必ず、壁にぶつかり、思うように事が旨く進まないものです。

その壁を乗り越えてこそ自信になり、

新たなる力を生んでいきます。

 

この積み重ねにより、人間は強く成長をしていきます。

 

しかし、現代はこの「苦の耐性」に対して弱い人が増えています。

壁にぶつかるとすぐに諦めています。

ちょっと失敗したり、

物事が思うように進まなかったりするとすぐに諦めます。

そして、その失敗を認めたくないので、

弱音を吐いて、

人のせいにして、

言い訳を考えます。

傷つきたくないから。

 

でも後から、この「しっぺ返し」が廻ってくることに気づかずに!

 

しかし、今は「苦の耐性」が出来ない環境がいっぱいあります。

無理をしなくても良いのです。

無理をしなくても、

何とか生きていけるのです。

誰かが変わりにやってくれたり、

周りが諦めたりして!

恵まれ過ぎています。

しんどい事、

苦しい事、

辛い事、

悲しい事などを

無理して頑張って乗り越えなくても、

まぁその時さえ何とかいければいいじゃないか。

こんな思いを、心の片隅に持っていませんか?

自分らしく生きたくないならば、それも良いのですが、そんな事は嫌だと思います。

 

自分らしく生きるために、

「ひと踏ん張り」して見ませんか?

頑張って、乗り越えてやり遂げた「達成感」は素晴らしいものですよ。

この「達成感」がまた次の力を生みます。

自信になり「やれば出来るんだ」と。

 

「弱音」を吐く前に、ひと踏ん張り頑張ってみませんか!

後戻り:繰り返す悩み

cocorotkn 2007年3月6日 by cocorotkn

カウンセリングや自分自身を見つめ直し、

自分らしさを取り戻すために講座を受けている人たちが、よく言われるのですが、

「TKNに来るとホッとする。

疲れきりしんどかっても、

癒されて又頑張れる。

エネルギーが湧いてくる。又頑張れます!」

と、言って元気に笑顔で帰られます。

 

学校に来た時は、辛そうに、寂しそうに、苦しそうにされていても、

講座を受け仲間と語り合ううちに、

みんなから元気を貰えたように

元気に帰られるのですが、

又、1週間後には同じように元気を無くして来られます。

 

エサレン研修でも同じような事が起こる事があります。

研修から帰り、自分に自信を取り戻し、

前向きに物事が捉えられるようになってきて、

頑張っているのですが、

2・3カ月後には、元気を失いもとの状態に戻ってしまう方が、たまに居られます。

あれだけ前向きに、自分らしく生き生きしていたのに、

何故、輝きを失くしていっているのか、

とても残念で成りません。

 

これは、本人が悪い訳でもありません。

やっと芽がでてきた「本当の自分の花」を育てていく中で、

周りの環境が邪魔をするのです。

周りの環境は以前のままです。

そこに新しい芽を出そうとすると、周りにとってはとても困るのです。

悪いなりにバランスが取れていて、

そのバランスを壊される事はとても困る事なのです。

 

おかげで、せっかく芽を出した「本当の自分の花」は周りの環境にとっては、

自分たちにも影響を与えられるので、とても困る事になります。

自分たちにも変化を求められるからです。

変化を止めるために、周りは一致団結をして「本当の自分の花」を踏み潰しに来ます。

自分たちの都合の良い様にするために。

時には「本当の自分の花」を咲かせようとする人を、悪者にしてでも。

 

結局、いつの間にやら元の状態に戻らされています。

 

ようやく、色々な体験により元気になり始めた人たちは、

一度良く周りを見渡してください。

この様な悪い環境に、自分自身の身を置いていないか?

その環境のそばに居ているだけで、引きずり戻らされます。

この悪い環境から、距離を置く勇気を持ってください。

 

やっと元気になったのに、

1週間後には、エネルギーが枯れている人たちは一度、

自分の置かれている環境を見てください。

そこが、

自分にとって本当に幸せで、

自分らしく生きていける場所であるか、どうか?

腰が痛い:ゲシュタルト

cocorotkn 2007年2月27日 by cocorotkn

私達は、素直に自分の気持ちを表現するのが、かなり下手です。

それもそのはずで、

今の気持ちを正直に聴くことを忘れてしまっています。

そして、その表現方法も。

 

自分の事なのに、まるで他人のことの如く聞いているようです。

 

今回のタイトル「腰が痛い」です。

普段私達は腰が痛いとき、このように表現します。

果たしてこの表現は正しいのでしょうか?
正しくは「腰を痛めて、私が痛い。」です。

腰が痛いのではなく、痛いのは私なのです。

 

 

この様に自分の今、置かれている状況を素直に表現する事を忘れています。

今私は何を感じているのか、

どうなっているのか、

その事を表現する事が大切です。

 

「腰をひねったから、筋肉に緊張が起きて私が痛い。」

原因がありその結果問題が起きた。

原因を治さない限り問題は解決しない。

当たり前の事です。

 

でも私達は、

原因の解決をせずに、

今痛い腰だけを治そうとします。

 

こんな事をしていると、

小手先の問題解決しかしていませんから、

何回も繰り返します。

 

腰を痛めた原因を見つけ、

問題点を解決し、

同じ事を起さないように、対策を打たなければなりません。

 

悩みも同じです。

 

 

表面に見えている悩みの問題を解決しても、

傷口にバンドエイドを張ったようなものです。

悩みを取る事だけに囚われずに、

なぜこの悩みが発生したのかに気づきましょう。

 

「今、ここに」何を感じたか、

何が起きたかを、正しく聴き、表現する事が大切です。

 

「腰が痛い」のではなく、

「腰をひねったから、筋肉に緊張が起きて、私の腰が痛い。」

と、気づき表現できるように。

蛻変(ぜいへん):変わる勇気

cocorotkn 2007年2月9日 by cocorotkn

「蛻変」 聴きなれない言葉です。

私も知ったのは、ほんの6年前の事です。

私のスーパーバイザーから聞いた言葉です。

単純に言えば、昆虫が「さなぎ」から「蝶々」羽化する状態を言います。

生まれ変わる変身が必要との意味で教えられました。

 

その後この言葉が、どこか耳から離れずに残っていました。

どんな漢字かも分かりませんでした。

先日、偶然新聞を見ているとコラムの欄に、この言葉が載っていました。

 

蝶々は、羽ばたくために色々姿を変えます。

卵で生まれ、

毛虫になり、

みんなから嫌われます。

鳥からは命さえも狙われます。

例え嫌われても、命を狙われても必死で生き抜いていきます。

将来みんなから好かれる「蝶々」に成る為に。

しっかり将来を見据えて。

やがて「さなぎ」になり、

自分が華麗なる変身を信じて、

羽化する時期をじっと待っています。

 

「さなぎ」の中で「蝶々」に成るために、

想像を絶する変革が行なわれているのです。

「さなぎ」の中で、「毛虫」生命体から液状の生命体に成っています。

一度自分自身を溶かし、そこから新たなる姿を作り出しているのです。

その結果、華麗なる「蝶々」に脱皮するのです。

 

私達にも、人生を自分らしく生きるには、「蛻変」ぐらいの変革が必要なのかもしれません。

「古いしがらみ」に縛られている自分に気づき、

本当の自分に成る為にには、大変なエネルギーが必要です。

 

自分自身が知らない間に「しがらみ」に、しがみ付いて、

実は、当たり前だと思っていることが実はもう古い「殻」であり、

かえって自分自身を閉じ込めているのです。

 

 

古い殻がある限り成長は出来ません。

もう自分いは必要の無い「殻」なのです。

自分の中にある「蛻変」の力を信じて

「さなぎ」の殻を破り、

「新たなる私」に変身しませんか!

 

 「自分らしい夢」を実現するために!

ゴールテープ:悩みのカラクリ

cocorotkn 2007年1月19日 by cocorotkn

カウンセリングをしていると、クライアントの色々な癖(考え方)が見えてきます。

当然癖ですからクライアントは気づいていません。(無意識の世界で行なっていますので)

一生懸命頑張って、

いろいろな事を充分に行なってきているのに、

その行なってきた事を素直に認められない方が、多く居られます。

 

目標に向かって頑張って、

ようやく、目標にたどり着ける頃になると何か不安になったり、

落ち着かなくなったりして、

更なる目標を掲げる方がいます。

何か満足を、達成する事をまるで良くない事と思っているようです。

次から次から新しい目標を掲げて、

走り続けることをしています。

「駆り立てるもの」と言う禁止令がしっかり心に刷り込まれているようです。

まるでランナーが手をいっぱい前に伸ばしてゴールテープを持ち、走っている状態です。

これでは、いつまで経ってもゴールにたどり着けません。

どうしても、自分自身を認めることが嫌なようです。

まるで悪い事をしているように感じ取っています。

 

これは、幼い時に両親から褒めてもらったり、

認めてもらった経験が少ないと、起こりやすくなります。

子供は色々やったことを、

親から認めてもらい、

褒めてもらってこそ、その行動を認められます。

自信が付きます。

「やれば出来るのだ」と、

そしてこの経験が新たなる、チャレンジを産んでいきます。

それ故に、

自分に自信を持ち、

自分自身を認めることが出来るのです。

 

子供は、親から認めてもらうために必死になってがんばります。

 

目標に達しても、

認めてもらえなければ認めてもらえるまで、

目標を上げて頑張るのです。

 

ゴールテープを手に持って走り続けます。

 

こんな空しい努力はやめましょう。

みんなちゃんとやって来たのです。

やって来た事をしっかり自分で認めてやりましょう。

 

他人の評価でなく、

自分の評価で認められるように!

聴く: カウンセリングの基礎中の基礎

cocorotkn 2006年12月8日 by cocorotkn

カウンセリングでの、一番の基本は「聴く」です。

 

当たり前の事ですがこれがとても難しい。

初めてカウンセリングを行ったときのことを思い出します。

 

やっとの思いで、念願が叶ったカウンセリングでしたので意気込んでいましたが、当日時間が迫るとだんだん不安が押し寄せてきました。

今まで勉強してきた事をやっと活かせると思っていましたが、

いざとなると何をすればいいのか分からなくなってきました。

一体何をすればいいのか、

クライエント側に立ち、

どの様に受け止めるにはどうすればよいのか?

分からなくなってきました。

 

もともとカウンセリングには「マニュアル」などありません。

100の症例があれが、

100の関わり方が必要で、

100の謎を見つけなければなりません。

 

どんどんプレッシャーが掛かってきて、

焦りからスパーバイザーに対して思わず言ってしまいました。

「カウンセリングをどう進めていけばよいでしょうか、

何をすれば良いか分かりません。

クライエントの話を聞くことしか出来ません。」と、

その時、スパーバイザーから返ってきた言葉が

「クライエントの話が聴けたら充分だよ。」でした。

 

目から火が出る思いでした。

一番簡単そうで、一番難しい「聴く」をあまりにも簡単に考えていたのです。

一生忘れる事ができない体験でした。

 

TKNでも、卒業生達がライセンスコースを経て、カウンセリングを行っています。

この前もOGが始めてカウンセリングを行うとき、

以前の私と同じ事を言ってきました。

「私、話しを聞くしかできません。」と、

 

私は、これからも言い続けるでしょう「話しが聴ければ充分だよ。」と、

そして「聴く」と「聞く」の違いも!

赤ちゃんポスト:意見が対立した時

cocorotkn 2006年11月26日 by cocorotkn

「赤ちゃんポスト」

ネーミングとしては、的を射ていますが何かリアルすぎていますね。

 

この事に関しては賛否両論がいっぱいあると思います。
でも、救える命があるならば必要だと思います。

確かに親の子育て放棄だ、

命を粗末にする、

育っていく子供の将来はどうなるのか、

等、いろいろ意見があると思います。

 

しかし逆に言えば、

子供を育てていく生活力が無かったり、

虐待して子供を死なせたり、

捨ててしまって命を粗末にするぐらいならば、

「赤ちゃんポスト」で救われるほうが、幸せかもしれません。

 

この世に完璧・絶対など存在しません。

確かに「赤ちゃんポスト」の方法は完璧ではないと思います。

でもやって行くうちに問題点が見つかり、改善していく方が、

より良い方法が見つかっていくのです。

完璧なものを目指したら、何も出来ません。

だって完璧でない人間が作り上げていくのですから!

 

カウンセリングの技法の中で「勝負なし法」があります。(コミュニケーション技法でもあります。)

意見の対立が合った時、どちらの意見も完璧ではありません。

必ず良いところと、悪いところがあります。

そこを、相手に自分の意見に従え、変われといえば、喧嘩になります。

基本的に人間は、

自分が良くて、相手が悪い。

だから相手は自分に合わせるべきなんだ。

変わって当たり前なんだ、と思っています。

お互いに良いところを出し合って、一つの答えを出し実行して見ます。

でも、これも人間が作るものですから、「完璧」ではありません。

そこで問題点が見つかれば

又、改善していき、

より良いものに進化させていくのです。

 

今回の件も、

色んな意見を出し合って、

試行錯誤しながらより良いものに作り上げていく事が大切だと思います。

 

「ダメ」と言うのは簡単です。

でもそれでは何の改善も出来ません。

何もしないより、

先ず何かをしていく事の方を、

そして、そこからより良いものを作り上げていきましょう。

 

私たちの人生にもいえることですから!
    

 

「有言不実行」より「有言時実行」を選びましょう!
 

開設11周年:学校の成長

cocorotkn 2006年11月2日 by cocorotkn

明日、11月3日でTKN心理サロンも11周年を迎えます。早いものです。

あっという間の11年でした。

11年前を振り返ると今とは状況が変わってきました。

開設時には

「何するとこぞ」

「宗教集団」(特にオウム真理教の地下鉄サリン事件がありましたから。)

「変な人が来るところ」

時には「精神病の人が来るところ」(本当に差別用語的な言葉でした。)と言われました。
なかなか認知されなかったと言うのが、その当時の現状でした。

 

阪神大震災の影響で「心の問題」必要性を大きく取り上げられている時でしたが、

現実はまだまだ寂しい状態でした。

教室にはなかなか生徒が集まらず、

約一年間は、生徒さんがいない日が、

講座を行っている日よりも多い日々でした。

 

それでも、来てくれる生徒さんが自分らしく幸せになれるように、一生懸命関わりました。

しんどそうに学校に来られた生徒さんが、

帰る頃には「また、一週間頑張れます。」と、

笑顔になって帰られる姿を励みに、頑張ってきました。

 

やがて、生徒さん達も増えだし、いろいろな事が出来るようになりました。
始めは、入門・上級の基礎課程しか行っていませんでしたが、

もっと詳しく学びたいと言う生徒さんの希望で専科クラスが出来、

いろいろなセミナーも出来上がりました。

今では、セミナーだけで一年間埋る状態です。

海外研修の「エサレン研修」今では、単独で行えるようになりましたし、

エサレンから「エレン・ワトソン女史」を日本に招きワークショップを開催で来るほどに、成長できました。

 

あっという間の11年間。

ただ走りぬいた感じもあります。

しかし、自分で言うのも何なんですが「よく頑張ったな。」との思いがあります。

これからも決して驕らず、生徒さん・クライエント側に立って、関わっていきます。

 

明日から12年目更なるステップアップを目指しそして、

「TKN心理サロン」がみんなにとって、

やすらぎとなごみの空間になれるように努めていきます。

 

皆さんも見守ってください。

’06 エレンワトソンワークショップ

cocorotkn 2006年10月28日 by cocorotkn

エレン・ワトソンワークショップ
Dancing with The Light and The Shadow
with an Introduction to ESALEN® Massge
with Ellen Watson

 エレン・ワトソンを迎えての2回目のワークショップで10月7・8日に行いました。

昨年に引き続き期待のワークショップでした。

参加者も昨年より増え会場も手狭になる恐れがありましたので、

急遽会場を変更をする程の盛況でした。
 

今年は、エレンのワーク、プラス私の「マスクワーク」を行うため、

事前打ち合わせも兼ねて、

私の家に前泊してもらいました。

(英語力の無い私でしたので、家族総出でてんやわんやしていました。)
 

関空にエレンを迎えに行き、

ゲートよりエレンが出て来た時には、

今年のエサレン研修より約半年振りの再会とは言え、とても懐かしい思いでした。

ゲートから出てきたエレンは、いつもと変わらない「笑顔」でした。
 

昨年のワークで、生徒達がこころの底から感情が湧き出しているのに、

理性で押さえ込んでいる姿がありました。

(幼い時から、自然な感情を出す事は嫌われる思いからです。)

今年こそ、その感情をワークを通して吐き出せるように、エレンにお願いしていました。

快く引き受けてくれたエレンはワーク当日から、すごいパワーでした。

朝の5時から起き出し、ワーク中に使うダンス音楽を選んでいました。
 

二度目のワークの為に、だいたい流れも分かっているせいもあり、

生徒達も素直にワークに入りだしました。

今年のダンステーマ「ガブリエルの5リズム」に合わせ、

時にはゆっくり、時には激しく、時にはリズミカルに踊っていくと、

感情が湧き出し始めました。

 何時もなら感情が湧き出してきたら、

優しくハグをして受け止めるのですが、

今年は一切ストップが掛かりました。

感情を出し続けるために、ダンスを踊り続けるのです。

ハグをしたり動きを止めたりすると、

せっかく出てきた感情をためる事になるのです。

みんながサポートをして感情を出しながら踊り続けました。

普段の対応とは違うので意外に思われるかもしれません。

 

生徒達の質問でも出たのですが、

「子供が泣いている時、ハグをして受け止めれば子供は安心して泣き止む。

だから抱きしめる方(動きを止める)が良いのではないか。」と、

しかしエレンから返ってきた答えは

「たとえば子供は悲しい気持ちを分かって欲しいから泣いている。

でも、親はその意味を理解出来ず泣き止ますために抱きしめている。

これでは子供の気持ちを受け止めた事にならない、

子供は分かって貰えなくて、

我慢して泣き止んでいる。

だから泣きたい気持ちをしっかり出せるように関わっていく事が大事。」

私達は知らない間に、子供たちに感情を飲み込む事を教えていたようです。

(実を言えば、これはエレンの言葉の直訳ではありません。

今回は英語学校の講師を通訳として頼んでいたのですが、

心理学の言い回しは難しく直訳すると意味が通らない時がよくあります。

その為にいつも私が通訳から話を聞き、

生徒達が理解できるように例え方を変えて伝えています。

英語から日本語に日本語からカウンセリング語に訳しています。)
 

 

夜はマッサージセミナーでした。

今年は私共の生徒(野田・岩浅さん)がバリに行き(一ヶ月間)、

エレンの指導の下にエサレンマッサージのライセンスを取ってきました。

エレンと一緒に三人でエサレンマッサージのデモンストレーションを行いました。

彼女達にとってはみんなへのお披露目となりました。よく頑張ってライセンスを取得してくれました。
 
 

二日目は朝から、エレンのダンスワークと私のマスクワークのコラブレーションです。

事前に作成していた「シャドーマスク」をかぶり、

心の奥に閉じもめた「こころの叫び」を吐き出します。

先ず、私がみんなの思いを込めて、マスクをかぶりパフォーマンスダンスを行いました。

幼き時から飲み込んでしまった、悲しみ、苦しみ、怒り、妬み、恨み等を表現します。

本当はこの思いを親に分かって欲しかった。

叫んでも聴いてもらえなかった。

この思いを込めてみんなの「シャドーマスク」を代弁して「般若」の面をかぶりダンスを行いました。

怒り狂うが如く踊り続けるうちに生徒の中から、すすり泣く声が湧き出してきました。

やがてエレンが私を包むように優しく受けとめくれた時には、

私は心の底から大きな声で叫んでいました。

今までの思いをぶつけるが如く。

私の中にも眠っていた叫びのようでした。

後は、みんなが「シャドーマスク」をかぶってのダンスです。

すでに「心の扉」は、エレンのワークにより開き始めていました。

恐怖を感じながら、

怒りを感じながら、

悲しみを感じながら等、色々です。

私が生徒達に「般若面」を見せ付けると、

怒りを込めてぶつかって来る者、

恐怖に身を引く者、

泣き出す者等、各自の表現がでてきました。

ダンスが続くうち、

今まで溜め込みすぎていた感情が爆発が如く出て来て「絶叫」する者、

又は身体で表現するものなど、ワーク場内は感情の嵐でした。

やがて、エレンが一人ひとり「シャドーマスク」を外して行きました。

マスクを外した時、エレンの受け止めるが如くの優しい絵画を見て、

生徒達は救われる思いの顔になっていました。

みんな「ほっと」した顔に。

照明を暗く落としていたので、写真が撮れず載せれないのが残念です。
 
 

昼からは、総仕上げのダンスとクールダウンです。

みんなが、ワーク後も自分の感情を聴き続けてるように、

「ガブリエルの5リズム」を何回も何回も伝えいました。

ワーク最後は、エレンを中心にダンスをしながら、

エレンの元にみんなが集まりながら一つなり、

まるでエレンの子供になったように包まれ、エネルギーを貰い、クールダウンになりました。
 

 

今年もまた、清清しい気持ちと、

ぬくもりをしっかり感じ取り、

感動うちにワークショップが終わりました。

私としても想像以上の成果でした。

ダンス自身は昨年と比べればソフトでしたが、内容は濃く生徒達に響きました。

 

生徒達は今色々変化していっています。

自分の気持ちに素直に向きあえるようになり、続けています。
 

来年もまた、エレンは来日してワークショップを行ってくれることを約束してくれました。

関空に送る車内では、もう来年の構想を練り始め打ち合わせが始まりました。

エレンが約10年前にエサレンで

「スタニスラフ・グロフ(意識の作図学・無意識の地図・トランスパーソナル)」のワークを行いたい。

エサレンでもやっていないワークを行いたい。

シャドーをまた違う形で表現したい。と言い出しました。
 

早くも2007年のワークショップがスタートしだしました。

生徒達もこの話を聞きとても楽しみにしています。

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