カウンセリングの手引書

ホメオスターシス:ゲシュタルト

cocorotkn 2006年8月29日 by cocorotkn

ホメオスターシスとは、自己治癒能力のことです。

 

私たちには、怪我をしたり病気になったりしたら、

元の健康な状態に戻そうとする力があります。

体内に病原菌が侵入すれば抗体が病原体を倒します。

このような力が、ホメオスターシス・自己治癒能力なのです。

 

悩みも同じです。

悩んだら、その悩みから立ち直り、元気になるように自然に働きます。

これはバランスを元に戻す行為なのです。

私達はホメオスターシスの力で、常にバランスが取れるようになっています。

悩みが発生するとこころのバランスが崩れます。

ですから、そのバランスを元に戻して心を安定さす。

これがカウンセリングにおける、ホメオスターシスです。

 

心が乱れた、悩んだから元の状態に戻す。

悩みの無い状態に戻すわけです。

もし、バランスが乱れたら「神経症」になりやすくなります。

私達は常にバランスをとっています。

 

たとえば、神経症の人は机の上の書類が、少しでも乱れていれば気になって仕方ありません。

でも片一方では、書類がグチャグチャでも気にならないのです。

健康な人でもこんな事はあります。

只この差が小さいだけです。

「神経症」の人はこの差が激しいのです。

おかげで、周りの人からは「わがまま病」といわれます。

 

日頃からこのバランスを取れるように、心がけて欲しいのです。

 

でも普段は勘違いが発症しています。

例を挙げると、「肩こり」です。

肩こりは左右の肩のどちらかが、強く凝っています。

ここで凝っている方を、マッサージするなり湿布を貼れば良いのです。

緊張している片方が、少し緩んでくるのでバランスが取れるのです。

かえって両方とも貼ったりすると、バランスが取れない状態になります。

逆に言えば、緩んでいる方を凝らせば(緊張させれば)、バランスが取れて楽になります。

 

対人関係等で悩んだ時、相手の人に意識が行き過ぎています。

違う事に、人に意識を持っていってください。

出来れば楽しい相手の人に。

そうすればバランスが取れるので、心が安定します。

 

時には、恐怖を感じる相手が居てる時には、

怒りを感じる相手に意識を持っていくのも、ひとつの手です。
 

 

今日から、こころのバランスを心がけませんか!
 

すみません?:相手への接し方

cocorotkn 2006年8月5日 by cocorotkn

皆さんは人から何か言われたら、

すぐに「すみません」と謝りませんか?

 

確かに、ミスをしたり、間違った事をした時に謝る事は、当たり前の事です。

しかし、何も悪い事をしていない時にも謝っていませんか?

 

「口癖」のように。

 

普段私たちは、怒られる事=悪い事=悪い子=愛されない子の図式を持っています。

ですから、少し注意を受けるだけで、時には指示をされただけで「すみません」と謝ります。

たとえ何も悪い事をしていなくても。

謝れば、許される、もうこれ以上嫌われることは無い=安心と結びつきます。

 

何も悪い事をしていない以上、謝る必要はありません。

注意を受けたり、指示を受けた時は「ありがとう」でいいのです。

ミスをクリヤーして欲しい。

しっかりやって貰いたい。

成長して欲しいと。

色々な思いで注意や指示を出します。

見込みがあるからです。

見込みの無い人には怒ったり、注意をしたり、指示など出しません。

無駄なのですから。

「見込みがある、これから頑張れるんだ、だから注意をしてくれたんだ。」

だから、感謝の気持ちで「ありがとう」なのです。

 

時には、本当に怒っている人もいます。

でもその時にも「ありがとう」といえば、

相手も拍子抜けのようで

「あっ~。分かればいいんだ。これからも頑張れよ。」といって、ちゃんちゃんと、終わります。

これからは、何も悪い事をしてない限り「すみません」はやめましょう。

 

「ありがとう」に変えましょう。

癖になるように。
 

しあわせ鏡:ゲシュタルト

cocorotkn 2006年7月26日 by cocorotkn

しあわせと不幸せの違いは、何でしょう?

 

私たちは何を基準にして「幸せ」と「不幸せ」を区別しているのでしょう?

 

宝くじで一等3億円が当たっても幸せと感じられるのでしょうか?

当たればうれしくて、「しあわせ」なはずです。

でも、「こんなのが当たると事故や災難にあって不幸になる」という人も居ます。

 

出来事は「宝くじに当たった」という事です。

なのに、同じ出来事を「しあわせ」と思う人、「不幸せ」と思う人が居ます。

 

「あなたはどちらですか?」

 

事実だけを捉えませんか!

 

人生は私たちが出来事を、どのように捉えるかによって変わってきます。

人生の中で、物事の捉え方を謙遜する人が居ます。

本当は控えめにして、

目立たないように、

目をつけられないように、

傷つかないように、

自分を殺しているだけですけれどもね!

 

少し悪い目に考えておけば、何かあった時の「ショック」を少ないように、するためです。

このような人は「不幸せ鏡」を常に見ています。

癖のように。

「不幸せ」しか写さない鏡を見ている限り、「不幸せ」にしかなりません。

 

どうせなら、「しあわせ鏡」を見ませんか?

「しあわせ鏡」は「しあわせ」しか写しません。

同じ出来事が、幸せに見えます。

宝くじが当たれば、楽しい事、うれしい事だけを見つめられます。

そして、そこから始まる「幸せな人生」を作り出せます。

「しあわせ」は「しあわせ」を産みます。

どんどん増やしましょう!

 

「しあわせ鏡」をしっかり見よう!

エサレンの種

cocorotkn 2006年7月4日 by cocorotkn

早いもので、エサレンから帰ってきてもう1ヵ月が経ちました。

あの夢のような時はなんだったんだろうな?と思います。

 

ゆっくりとした時間、

人の優しさ、

包まれる思い、

まるで心が洗い流され、

素直な自分を取り戻したように思えて帰国しました。

 

が、日常生活に流され、いつの間にやらもとの性格に戻り、

エサレン前と同じ事をしている自分に気づかされます。

時には、「何だ私は何にも変わっていないのか?あれは夢だったのか?」と思うかもしれません。

でも、少しもがっかりする必要は無いのです。

以前ワークショップ・リーダーの「ノエル・マップステッド」が言いました。

「私たちが生きてきた人生を、たった5日間のワークで変われることはないのだ、

2・3年かけてゆっくり変われば良いのだ。

大きく変化するとかえってそのギャップが強く苦しく逃げ出してしまう。

その人のペースゆっくり変化をすれば良い。」

 

みんな、すぐに楽になることを願います。

誰もが。自分の中で変化してきた事を十分に納得して受け止めていくことが大切です。

毎年、エサレン研修に参加した人たちに対し最終日に伝えます。

「みんなの心の中には、エサレンの種が入った。

その種を日本に帰って日常の世界で芽を出し、花を咲かせて欲しい。

決して腐らさないように。

人によってすぐに芽が出て、花が咲く人もいる。

また何年か後に花咲く人もいる。

決して早い遅いはない。

それが、その人にとって必要な時間なのだ。

そして花を咲かせる力は、みんなの心の中に備わった。

そのことを信じて花を咲かそう。

ここまで頑張ったのだから。」

 

現に研修帰国後、みんな時間の前後はあれど「自分らしく生きる」事を目指し一歩いっぽ、歩んでいます。

今までの参加者が証明しています。

 

「自分を信じて」

思春期:誰を信じる

cocorotkn 2006年6月23日 by cocorotkn

また、子供が放火により家族を死に至らしめる悲しい事件が起きました。

 

犯罪行為自体は許されべき事ではありません。

でも私たちカウンセラーとしては犯罪そのものより、

事件を起すまで、追い込まれた子供の「こころの叫び」を聴く事を大切にします。

 

私たちは当事者ではないので、報道などでしか情報が入りませんが、

「親の期待」に潰されたように思いました。

 

確かに父親の仕事に憧れ父親のように成りたいと思う気持ちは、子供ならごく普通にある事です。

でも、思春期は親から自立して「私」というものを築き上げていく時期です。

 

当然、幼い頃に思い憧れていた自分と、現実の自分にギャップが出てきます。

しかし、親はその事に気づかず「幼き時の思い」が変わらないと思い込んでいる親も居ますし、

自分の思いを子供に託す親も居ます。

 

特にエリートの家では、その思いは大きいかと思います。

(先生の子は先生、医者の子は医者が当然、そして周りまでが思っています。)

これでは、子供には堪ったものではありません。

 

16歳(思春期)は、子供でもない大人でもない状態です。

自分自身を旨くコントロールが出来ないのです。

自分自身のことがよく分からないのです。

でもこの時期大人たちは、そんな子供達の不安定な気持ちを理解しようとしません。

「子供の気持ちが分からない。考えている事が分からない」とすぐに親は訴えます。

でも分からない筈はないのです。

忘れているだけです。

それは、「通ってきた道」だからです。

 

必ず、大人は「思春期」を通ってきました。

子供達の気持ちは、思春期の時の自分自身の気持ちを思い出せば、

ある程度理解でき子供の立場に立てれると思います。

 

大人の立場の理論で対応するのではなく、

子供の対場で観る事は出来ないでしょうか?

 

今回も子供は以前から、いっぱい叫んでいたと思います。

最後に「私の苦しい気持ちを分かってくれ!、暴走しそうな私を止めてくれ!」と。

 

私たちは、もう一度子供の立場に立って、子供から信じられるように成らなければならない成りません。

 

今子供は、「誰を信じて、頼ればいいのでしょうか?」

エサレン研修レポート 2006年

cocorotkn 2006年6月22日 by cocorotkn

 

2006年 第9回エサレン研修レポート

今年は、例年に比べ早い時期、5月末のエサレン研修でした。

普段この時期のエサレンのワークは、

比較的理論的な内容が多くて、

かなりの英語力がなければついていけないワークでした。

でも、長年のエレン・ワトソンとの交流により、

私たちの希望した時期に、

ワークを組んでもらえる関係まで親密になっています。

少しでも研修費用を下げようと思い、

OFFシーズンにしたのですが、

昨今の原油値上げ、

円安などにより、

思い叶わない事態になりました。

(逆にいつもの時期でしたら、費用をUPしなければならない事態でした。ラッキーというのか?)
 

 

出発までは、まるでお決まりの如くエサレンとの予約で意思疎通が旨くいかなく

(エサレン・タイムがあるのかというぐらい、のんびりした対応です)、

てんやわんやでしたが、

総勢15名(JTBの添乗員と通訳として、紗永さんが同行、生徒の中にはハネムーン組みもいましたよ。)

みんな元気で関空より旅立ちました。

 

 

 

 今年はUA便が取れたので、

途中カーメルでゆっくり休憩し、

余裕を持ってエサレンに到着できました。

エサレンはいつも変わらず、

静かに私たちを受け入れてくれました。

期待と緊張・不安の中、いよいよワークショップの始まりです。
 

 

今年は、エレンとダニエラによる

「The Realm of the Sensuous:Esalen Massage and Parther Yoga」と

Gordyによる「The Song of Drum」(新婚組だけが参加しました。その為内容が伝えられません。)

の二つのワークに参加しました。

 

パートナーヨガとマッサージを通して、

自分自身に気付く事を目指しました。

パートナーと組んで行うヨガにより普段使っていない筋肉等を伸ばして生きます。

お互いが相手の気持ちを聴きながら、

お互いにとって一番気持ち良い状態に持って行きます。

(でも本当は、とても痛かったです。普段の運動不足が分かります)

 

「お互いが快」この事はマッサージにも通じます。

決して自分の思いのマッサージをしても意味がないのです。

押し付けのマッサージになります。

相手の身体にタッチしながら、相手の思いを聴きながらマッサージを行います。

「お互いが快」を目指して。
 

 

ヨガ、マッサージを一生懸命練習していると、

生徒達に色々な感情が吹き出してきました。

「泣き出す生徒」、

「怒りの感情が吹き出す生徒」、

「自分の殻に閉じこもる生徒」など色々です。

 

今まで「親にとって良い子」演じてきて幼い時より知らない間に飲み込んで、

心に吸収していた「感情」が飛び出してきたのです。

でも、感情を出してホッとしている気持ちと、

出してしまって「罪悪感」を持ってしまっている気持ちの葛藤が始まります。

(親の刷り込みのせいです)

どちらも「今、ここにいる私」です。

どちらが良い悪いも無いのです。

この思いに答えを出す事、事態が間違いです。

「今、ここで感じている私」大切にして行こう。

「良いも悪いも」無い総てが「今の私」なのです。

 

こんな事をワークを通して体感してきました。

「好きな私」「嫌いな私」その「総てが私・今、ここにいる私」なのである事を!

「ゲシュタルトのテーマ」体感させられました。

「統合・全体性」
 

 

やはりエサレンは素晴らしい所です。

何も語らず、

何もせず、

只「優しく受け止める」だけの安心感。
 

 

エレンありがとう。

ダニエラありがとう。

エサレンフレンドありがとう。

 

そしてエサレンありがとう。

 

来年もエサレン研修を行います。

エレンに来年も一緒にワークを予約してきました。

(エサレンでは特別待遇みたいです。こちらからワークを希望する事は)

2007年5月13日よりエサレン研修を行います。興味ある方はぜひ参加してみてください。

 

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エサレン研修レポート 2005年

cocorotkn 2006年5月22日 by cocorotkn

 

2005年 第8回 エサレン研修レポート

今年はTKN心理サロンの開設10周年と重なり、

総勢16名の大所帯での参加になりました。

(とわ言えども私の家族妻と娘が2人「エサレンの申し子」、そしてJTBの添乗員も一緒ですが)

 

今年はエサレンに行く前から色々トラブルが続きました。

航空会社の変更、直前での通訳を兼ねた添乗員変更等がありテンヤワンヤの出発でした。
 

関西空港に集合時に、

参加者のひとりが集合時間と出発時間を間違え、

あわや置いてきぼりをしなければ成らない状況に追い込まれましたが、

幸いにも気づいたのが早く無事間にあい、みんな揃って出発できました。
 

 

今年は、ロサンゼルス経由サンフランシスコ着でしたが、

空港警備が厳しく、ギリギリの乗り継ぎでやっとの思いでサンフランシスコに到着しました。

でもこれからが大変で通常、

エサレンまで車で約5時間以上かかる所を、

飛ばして3時間半程で到着しました。

着いた時には、周りは薄暗くなり始めていて何か淋しい感じがしました。

すぐに手続きを行い各自の部屋に入り、

早速初日のワークショップの始まりです。

生徒達は期待と不安と少し興奮した面持ちでの参加でした。

ワークショップ場には既にエレンが居て、私達を優しく迎え入れてくれました。

もう後はエレンの懐に飛び込み、ワークに浸るだけです。

今年は「Chi Gung/Chi Dance」と言うテーマで、

エレンとデイヴィットのムーヴメント・ワークが始まりました。

(ラッキーな事にデイヴィットの奥さん(カヨさん)が日本人で通訳をしてくれました。

一応通訳として添乗員をつれて行ってましたが。)

 

Chi Gungは、気のエナジー(生体エネルギー)を体全体に流し、

こころと身体の統合を目指すワークです。

悩み(悲しみ・恐怖・不安・怒りなど)によりエネルギーが滞ると、

身体のあちこちで緊張が生まれトラブルが発生します。

(簡単に言えば肩こりなどもそうです。)

ブロッキングと言う形で感情を閉じ込めます。

このブロッキングを、Chi Gungにより解放します。

動きはまるで「太極拳」のように滑らかに動き、

気のエナジーを感じながらエネルギーバランスを整えていきます。

上手く「かなしみ・怒り」などを吐き出していきます。

私達が日常生活で知らず知らず飲み込んでいた感情を吐き出していくと、

身体が滑らかに動いていきます。

ダンスやChi Gungをしていると、思うように動かない所に気づきます。

そこに感情を溜め込んでいます。

皆さんも一度身体をゆっくり動かしてみてください。

問題点に気づけますよ!

今回、ダンスワークの中でつくづく思い知らされた事があります。

それは「こころのOpenとClose」です。

今年のエサレン研修でテーマに掲げていた事のひとつでもありました。

出発前から「OpenとClose」の事は生徒達に伝えていましたが、

実際その場になれば、

思うように動けないのが現実です。

ダンス・ワークの時、

Openしてダンスをするとペアの相手もOpenして楽しいセッションが続いて行きます。

お互いにどんどんOpenしていき、「受け止められた」と、実感できます。

 

しかしCloseしてダンスをすると、

相手も楽しくないので違う相手とダンスをします。

(Closeしている相手誰もOpenしてくれません。)

結局、誰も相手をしてくれないので部屋の片隅で拗ねたダンスをしています。

 

今回の研修を通して生徒達は

「Closeする事による淋しさ、Openする事による素晴らしさ」を実感できたと思います。

その証は、木曜日の最後で一緒にワークを受けたみんなと共に流せた「涙」です。

 

これは、エサレン研修に参加し「こころがOpen」した人しか実感できない事です。
 

今年もエサレン研修の最後のワークは、「フラワーバス」での「ワッツ」です。

あの胎児に戻ったような包まれた感覚は最高でした。
 

今年は、TKN心理サロン開設10周年に当る年でしたので、

クールダウンの地としてロスアンゼルスを選びました。

ディズニーランド、ユニバーサルスタジオ、ハリウッド、

プリィテーウーマンで有名なロディオ・ドライブストリート等、思いっきり楽しみ、帰国しました。

 

来年は、今年より早く5月28日より6月5日迄の日程で行います。

来年もエレン・ワトソンが私達の為にワークを組んでくれています。

「エサレンマッサージとヨガとダンス」です。

エサレン研修レポート 2004年

cocorotkn 2006年5月19日 by cocorotkn

 

 

2004年 第7回エサレン研修レポート

 

今年は生徒を8名連れて総勢10名

(今年もJTBのツアーコンダクタ:大橋さんが通訳としてワークに参加しました)

当初の予定では、

昨年の受けたワークショップ・リーダー:ラッセル&リンダ・デルマンのワークを受ける予定でしたが、

彼らの日程の都合上から、今年は受けることができないという、ハプニングからのスタートでした。

 

しかし、昨年から親交を深めていた

エサレンフレンド:エレン・ワトソン(ムーヴィングの責任者)が、

私達の為にワークを組んでくれました。

“Dances ofThe Divine:Waves”が今年のワークでした。

(生徒のうち1人だけが、

エサレンワークでも有名なハイキング・ワーク

“Big Sur Wildemess Experience”

パールズの直系孫弟子:スティーブン・ハーパーによるワークに女性一人で果敢に挑戦しました。

もちろん彼女のだけが日本人で英語もチンプンカンプンの状態です。)
 

 

ダンスワークは私達にとっては、言葉の壁も少なく入りやすいワークです。

ワークが始まるといきなり、ワォームアップを兼ねた45分間のフリーダンスです。(これがとても辛い)

自由にただ踊りつづける。

踊りつづけながら心の、

奥から湧き出してくる感情を聴き続ける。

そして聞き取った感情を今度はみんなの前でダンスで表現する。

これを毎日、何回も繰り返します。

時にはペアでグループでダンスをしてそこから感じた心の声を表現する。

 

ともかく制約はありません。

モデルもありません。

只々、自由に踊りつづけます。(又、自由にというのも辛いものです)

 

「心の声を聴く」事を続ける。

これが今回のダンス・ワークのテーマです。

私達は日頃から「感じるという事を、考える」癖があります。

(感じた事を表現する時、相手に受け入れてもらえるように考えて伝えています。)

確かに、感じている事には違いないのですが、そこからが大事なのです。

 

「感じつづけること」

私達は、色々な体験から様々な感情を持ちます。

「悲しい」「悔しい」「辛い」「苦しい」「怒り」 etc.

悲しい感情を表現すると、その時点で途切れてしまいます。

ただ、「悲しい」だけで終わってしまいます。

「悲しい」感情の置くに隠された

「何が悲しいか?」

「何故この悲しみが湧き出しているのか?」という

「心の声」に耳を傾けて欲しいのです。

その中に、「悲しみ」の本当の原因(刻印付けられたもの)あります。

 

「感情」を「感覚」として聴き続けていく。

この事が重要です。

ダンスを通して行います。

心と身体は一体です。

昨年のムーヴメントの応用編です。

 

ダンス&ブレスを止めれば、心も止まります。(当然、感情・感覚も止まります。)

留まることなく、

澱むことなく、

滑らかにダンスを続け、

感じつづける。

 

そうすると、見事に身体に(ダンス)に現れます。

(私達は感情を身体に閉じ込めます。昨年のエサレン報告を参考にして下さい。)

ダンスが、ぎこちなくなっています。

上手い下手ではなく、問題部分(ブロッキング)は固まっています。

まるで下手は「盆踊り」のようなダンスです。

出来るだけ、スムーズに流れるが如く動きます。

自分のペースで良いのです。

踊りつづける。ダンスに浸る。

 

ダンスに浸る事で、理性が弱まります。

その時「心の叫び」が聴こえてきます。

「心の叫び」が聴こえてきた時、不安が襲います。

(幼い時に体験した事につながります。)

 

この時、一緒にワークを受けているメンバーが、しっかり「受け止めて」くれます。

「その事も含めて、貴方なのよ!

貴方に何の変わりは無いのよ!

貴方は素晴らしいのよ!」と、しっかりと。

 

この安心感を、今年のエサレンメンバーはしっかりと、こころに刻んできました。

 

ワークが一緒だった一人の外人女性が私に問い掛けてきました。

「あなた達はエサレンに、こころのやすらぎ・解放を得る為に来た。

確かにエサレン(ワークを一緒に受けたメンバーも含めて)は受け止めてくれる。

でも、日本に帰れば又、

同じように傷つくではないか?」と。

でも私は答えました。

 

「確かに貴方の言うとおりだ。

現実はシビアだ。

でもこのメンバーには仲間がいる。

一緒にこのエサレンの地迄来た仲間がいる。

ひとりでは確かに弱い。

でもみんながサポートし合う。

みんなの力が大切だ。

『信じる』ことの出来る仲間がいる。

心の中には、エレンのワークを一緒に受けたみんながいる。

そして貴方も!」と。

彼女は納得してくれました。

 

又、別の日に他の外人女性がワークのフィードバック中にこんな事を言っていました。

「日本人がどんどん自分のこころの中を出してく。

それを仲間がシュアしている。

羨ましく思う。

私も出したい。

でも私には受け止めてくれる人がいない。

嫉妬を感じるぐらいだった。

でも、日本人は他のメンバーにもシュアをしている。

その姿を観て私も出しても受け止めてもらえる気がしてきて、

勇気ももらえた信じて良いのだと。

ありがとう!」と。

(この事は、ハイキングコースのメンバーも同じ事をハーパーから伝えられているようです。)

 

私達は、「感じる」事を「感覚」で捉えつづけて行くことを目指します。

常に滑らかな体の動きをイメージして。
 

来年も、8月28日よりエサレンに出発します。

エレンが来年もダンスワークを行ってくれると、約束してくれました。

(ムーヴィングの責任者ですから、間違いは無いと思います。)

今から来年のエサレンが楽しみです。

 

来年はTKNも開設10周年を迎えます。

その記念イベントとして、BIGなワークショップを企画しました。

 

2005年10月初旬にエサレンから「エレン・ワトソン」を迎えて、

ゲシュタルトワークを行う事に決定しました。

皆さん、おおいに期待してください。

日本に居ながらエサレンを体験できる事に!
詳しい内容は、決まりしだいお伝えします。お楽しみに!
 
 

エサレン研修レポート 2003年

cocorotkn 2006年5月19日 by cocorotkn

 

第6回エサレン研修レポート

今年は生徒を7名連れ総勢9名 

(ひとりはJTBのツァ-コンダクターで、心理学に関してまったくの素人です。

その為に又違った発見ができました)で行いました。

 

いつもながら、エサレンに着くと別世界です。

都会の人工音から自然が奏でるなごみの音。

もうこれだけで生徒達は、ビックリします。

みんな初めはヒソヒソ話です。
 

 

今回は、ひとつのクラスに全員が参加しました。

ラッセル・デルマン&リンダ・デルマン夫婦の『Essential Happiness:ムーヴメント』です。

ムーブメントは、身体全体を自然な状態で滑らかに動かす事をします。

本来、私たちの身体は滞ることなく滑らかに動いているものなのです。

常に動かなければそこは壊死してしまいます。

 

ところが、不安・心配・恐怖・悲しみ・苦しみなど(こころの緊張)があると、

身体のどこかが緊張し、

堅くなったり、

冷たくなったりして自由に動かなくなります(ブロック)。

 

一番自然体の身体が、「赤ちゃん」です。

赤ちゃんは自分の意志で身体を動かさずとも、常に滑らかに動いています。

一番ケガレの無いこころの状態です。

問題を抱えている人ほど、身体は堅くギコチなく動きます。(肩こりなどもそのひとつです。)
 

 

ムーヴメントは、

滑らかにユックリ身体を動かす事により、

自然な身体の動きを取り戻し、

こころの緊張をほぐします。(私共のボディーカウンセリングと、同じ事目的としています)
 

こころの緊張がほぐれると、

心の奥に閉じ込めていた「内なる声」(インナーチャイルドの声)が沸いてきます。

その声を、しっかり受け止める事により、

こころを解放する事を目指します。

今回、ワークを受け生徒達から出てきたものは『恐怖』でした。

 

「見捨てられる恐怖」

「傷つけられる恐怖」

「裏切られる恐怖」

「受け止めてもらえない恐怖」いっぱいあります。

 

だから、甘えられない。

もし甘えれば、

裏切られる

傷つけられる。

この思いが無意識の中に刷り込まれています。

 

この恐怖があるので、『本当の自分』が、出せないのです。

 

例として、

幼い頃、親に甘えたい(受け止めて欲しい)と思って甘えたら、

親から拒否され傷ついてしまった。

 

もう二度と同じ思い(傷つく)はしたくないから、

もう二度と甘えない。

この恐怖を少しでも感じたら、自分の殻に閉じこもりじっと耐える。

その方が傷つかずに済むから。

おかげで、人が信じれなくなってしまう。
 

 

今、生徒達はこの『恐怖』の謎を解くため、

各自が心の中に植えたエサレンの種を育てています。

いつの日か花の咲く時を信じて!
 

 

今回は、昨年までワークショップを行ってくれた、

「エサレンフレンド」ノエル・マップスッテドが

ワークができなかったからといって、

わざわざエサレンまで私たちを訪ねに来てくれ、

生徒達に『インディアンワーク・友情のタバコ』の儀式を行ってくれました。

みんな感激をし、来年も再会できる事を誓い合っていました。
 

又、今年のワークショップ・リーダー ラッセル&リンダ・デルマンとは帰国後も交流を深め、

来年も一緒にワークをしたいと言って、

来年私たちがエサレンにいく時に合わせて、エントリーしてくれました。

エサレンで再会できる事を楽しみにしています。

このようにして、毎年「エサレンフレンド」が増えていっています。

cocorotkn 2006年5月15日 by cocorotkn

カウンセリングに来る人の中に、進むべき道を教えて欲しいと、訴える人がいます。

 

まるで、目の前に「道」が有るのに、進むべき「道」が分からないと言われます。

 

でも、決して目の前には「道」はありません。

 

自分の後ろに「道」が出来ているのです。

自分の歩いてきた「人生」だからです。

もし「道」があれば、それは他人が歩いた道です。

または、親が作った道です。

そんな道は自分の道ではありません。

確かに始めは楽かもしれません。

でも他人の人生を歩んでも自分をどんどん無くして行くだけです。

「歩かされる道」をいくら歩いても、自分の未来は有りません。

後で又、文句を言いますしね!(他者への責任転換です。)

 

私たちの目の前には何も無い「未来」が有るのです。

これから作る「自分の未来」が。

何も無いので不安です。

歩き出す勇気も無いのも事実です。

でも無限の可能性が一杯有ります。

「一歩踏み出す勇気」この事が、自分への自信になります。

この自信の積み重ねが、新たなる事へのチャレンジする力になります。

 

「道」は自分が歩いた、後ろに出来ます。

「道」は自分で築きあげていくのです。

 

自分自身を信じて!