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苔類菌系男子

2019年6月23日

昨今、男性が弱くなってきていますね。

ジェネレーションギャップと言えばそれまでですが

私達の時代は

彼女・恋人が欲しい

何か恋人が出来る切っ掛けはないかと、探し回っていました。

デートとなれば、恋人が喜ぶであろうかと思いをはせ

デートのプランを立て、

何処で食事をすれば、恋人は喜ぶか

当然、デートの費用は男持ちです。

恋人が出来れば、漠然とながらも結婚を意識し

将来、結婚相手かと意識していました。

でも、現代の男性は

結婚に対して煮え切らない対応しか出来なかったり、

告白することを怖がったり

デートも割り勘

彼女と一緒に居るより、男友達と居る方が気が楽

ひとりで居てる方が安心

草食系男子が増えています。

そして、もっと進化形が派生しました。

「苔類菌系男子」です。

肉食系男子は狩りをします。

自らが行動を起こし

恋人を探し、パートナーを創ります。

表現は極端ですが

オスがメスを狩ります。

そして、子孫を産み出します。

草食系は男子は動きません。

その場に定着して、摘んでくれるのを待っています。

メシベにオシベの花粉が付着し実をなします。

形はオスメスが逆ですが、種子を産み出します。

両方とも、オスメスの両方が必要です。

苔類菌系男子はオスメスが有りません。必要ありません。

ひとりが良い

恋人はバーチャルの女性が良いのです。

バーチャルの世界で、自分の思い通りに

姿形、性格、音声、等を創り上げます。

当然、バーチャル彼女は思いのままに動いてくれます。

反論はしません。

容姿がイケて無くても苔類系男子のことを拒絶をしません。

バーチャルの姿をした「母親」を求めています。

そして、この環境の中では

自分自身の姿はありません。

自分自身の姿もバーチャル化しています。

理想の男性女性で、居続けることが出来ます。

苔類菌系は「オスメス」は有りません。

自らが光合成により栄養を作り出し

繁殖をします。

環境が変わり、枯れたような姿になっても

環境が戻れば、再び復活します。

ひとりで!

「苔類菌系男子」と命名しました。