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鏡の如し
2006.05.15
講座中や講座の前後には、生徒さん達と色々話をします。
講座の内容について分からない事など話し合うのですが、
どうしても自分の事に関わりあることに内容が変わってきます。
その生徒さんの事に置き換えて、生徒さん自身が気づいてもらえるように、返していきます。
ところが、当然自分の事で話しているのに、
その内容が理解できないようで「キョトン」としています。
時には「分からない」
でも、一緒に話を聞いている他の生徒さんが「よく分かる」と、うなずいています。
どうも自分の事と成るとどうしても「心の扉」を閉ざしてしまうようです。
でも自分の事と思ってなかったら、素直に聞けて、すっと心に入ってきます。
人は、自分自身のことはあまり気づけないのですが、他人を「鏡」として、自分の事を見る事が出来ます。
相手の人に嫌な思いや怒りが湧いてくるのは、
自分の認めたくない事を、
鏡として見てしまい感情が出てきます。
相手に対して感情が沸いてきたときこそ、自分を見つめる大きなチャンスです。
「鏡の如く相手を見る」この事を大切にしてください。