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第2回 エレン・ワトソン ワークショップ詳細発表
2006.08.31
DANCING WITH THE LIGHT AND THE SHADOW with an INTRODUCTION TO ESALEN MASSGE このワークショップでは、身体と心の奥底に閉じ込めている、感情を開放するためのダンスを行う。 《ガブリエル・ロスの「5 Rhythms」》テーマで、恐怖・怒り・悲しみ・楽しみ・思いやりをダンスで表現する。又、このワークでは他人や自分自身に対してさえも気づいていない自分自身を、マスクを作ることを通して、気づきます。 土曜日には、流れるようなリズムに合わせ、時にはスタッカートな、混沌とした、ロマンティック、静寂な音楽に載せて一日中ダンスをします。 流れるようなリズム・スタッカートなリズムでは、自分の中の性を女性らしく、男性らしく表現します。 Chaosのリズムでは、恐怖や怒りをダンスにぶつけます。この力強いエネルギーは混乱のリズムとやがて交わります。困惑や矛盾を表すダンスは、こころの奥底に眠っている悲しみの感情を導いて開放してくれます。 明るさやロマンティックなリズムは、幼い時に感じていた楽しさや、誕生の素晴らしさを喜ぶ世界が待ち受けています。この世界をダンスで表現していくうちに、生きている事の素晴らしさを実感できます。 静寂のリズムでは、思いやりを表現します。過去を振り返り、未来を思い描き、現在を受け入れる事で、自分自身・家族・母国・地球・宇宙のビジョンを作ることが出来きます。私たちの中にある良いところを目覚めさせ、その事を受け入れ認める事が出来る自分自身になれます。 土曜日の夜は、Esalen® Massageのデモンストレーションを、エレンと資格を持っている日本人のボディーワーカーによって行います。エッセンシャル・タッチという、癒しを受け、与える体験が出来きます。 日曜日は、マスク・セミナー「ペルソナとシャドーの統合」を行います。 私たちは、日常「ペルソナ」のマスクを被って、対人関係を保っています。 本当の自分を出せば、「嫌われる」、「愛されない」の恐怖から、本来の自分を押し殺して 相手から「愛される」「嫌われない」「傷つけられない」用に「ペルソナ」のマスクを被ります。 この原点は、「親」です。産まれたての私たちは「真っ白です」何もけがれていません。 「親が喜んでいる姿」=「よい子」。「親が悲しむ、怒る姿」=「悪い子」として認識し、 「親にとって、よい子」が「OK」、「親にとって悪い子」は「Not Ok」と心の中に刷り込みます。 この為に、「親にとってよい子」を演じ始め、「ペルソナ」のマスクを被るようになります。その上、「ペルソナ」が自然なものなのだと、信じ込みます。自分の自然な意思、感情を飲み込んで、吸収して、何もないと思い込みます。この形が、当たり前になり対人関係においても、繰り返していきます。相手にとって「よい子・嫌われない子・傷つけられない子」を演じられる、「ペルソナ」をかぶり続けるのです。 しかし、心の中では叫びます。「本当はそんな、いい子じゃないのだ。甘えん坊で、泣き虫で、弱虫で、わがままなのだ。でもそれを出したら、嫌われる、傷つけられる事が怖い私なのだ。」と、叫んでいます。これが「シャドー」マスクです。 先ず、自分自身のマスクを作ります。そのマスクにシャドーを描きます。この「シャドーマスク」を被り、ダンス・ムーブメントを行いながら、今まで飲み込んでいた感情に気づき、吐き出す事により「ペルソナ」+「シャドー」=「トゥルー」の統合を目指します。ダンスをしているうちに、心の中から叫びだす「本当の自分」に気づくでしょう。 とても魅力的なワーク内容になりました。エサレンでしか体験できないエレンのワークショップを、是非体感してください。