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聴く: カウンセリングの基礎中の基礎

カウンセリングでの、一番の基本は「聴く」です。

 

当たり前の事ですがこれがとても難しい。

初めてカウンセリングを行ったときのことを思い出します。

 

やっとの思いで、念願が叶ったカウンセリングでしたので意気込んでいましたが、当日時間が迫るとだんだん不安が押し寄せてきました。

今まで勉強してきた事をやっと活かせると思っていましたが、

いざとなると何をすればいいのか分からなくなってきました。

一体何をすればいいのか、

クライエント側に立ち、

どの様に受け止めるにはどうすればよいのか?

分からなくなってきました。

 

もともとカウンセリングには「マニュアル」などありません。

100の症例があれが、

100の関わり方が必要で、

100の謎を見つけなければなりません。

 

どんどんプレッシャーが掛かってきて、

焦りからスパーバイザーに対して思わず言ってしまいました。

「カウンセリングをどう進めていけばよいでしょうか、

何をすれば良いか分かりません。

クライエントの話を聞くことしか出来ません。」と、

その時、スパーバイザーから返ってきた言葉が

「クライエントの話が聴けたら充分だよ。」でした。

 

目から火が出る思いでした。

一番簡単そうで、一番難しい「聴く」をあまりにも簡単に考えていたのです。

一生忘れる事ができない体験でした。

 

TKNでも、卒業生達がライセンスコースを経て、カウンセリングを行っています。

この前もOGが始めてカウンセリングを行うとき、

以前の私と同じ事を言ってきました。

「私、話しを聞くしかできません。」と、

 

私は、これからも言い続けるでしょう「話しが聴ければ充分だよ。」と、

そして「聴く」と「聞く」の違いも!

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