蛻変(ぜいへん):変わる勇気
「蛻変」 聴きなれない言葉です。
私も知ったのは、ほんの6年前の事です。
私のスーパーバイザーから聞いた言葉です。
単純に言えば、昆虫が「さなぎ」から「蝶々」羽化する状態を言います。
生まれ変わる変身が必要との意味で教えられました。
その後この言葉が、どこか耳から離れずに残っていました。
どんな漢字かも分かりませんでした。
先日、偶然新聞を見ているとコラムの欄に、この言葉が載っていました。
蝶々は、羽ばたくために色々姿を変えます。
卵で生まれ、
毛虫になり、
みんなから嫌われます。
鳥からは命さえも狙われます。
例え嫌われても、命を狙われても必死で生き抜いていきます。
将来みんなから好かれる「蝶々」に成る為に。
しっかり将来を見据えて。
やがて「さなぎ」になり、
自分が華麗なる変身を信じて、
羽化する時期をじっと待っています。
「さなぎ」の中で「蝶々」に成るために、
想像を絶する変革が行なわれているのです。
「さなぎ」の中で、「毛虫」生命体から液状の生命体に成っています。
一度自分自身を溶かし、そこから新たなる姿を作り出しているのです。
その結果、華麗なる「蝶々」に脱皮するのです。
私達にも、人生を自分らしく生きるには、「蛻変」ぐらいの変革が必要なのかもしれません。
「古いしがらみ」に縛られている自分に気づき、
本当の自分に成る為にには、大変なエネルギーが必要です。
自分自身が知らない間に「しがらみ」に、しがみ付いて、
実は、当たり前だと思っていることが実はもう古い「殻」であり、
かえって自分自身を閉じ込めているのです。
古い殻がある限り成長は出来ません。
もう自分いは必要の無い「殻」なのです。
自分の中にある「蛻変」の力を信じて
「さなぎ」の殻を破り、
「新たなる私」に変身しませんか!
「自分らしい夢」を実現するために!