迷路
カウンセリングをしていると、
よくクライアントは「迷路」に迷い込みます。
まるで迷路を楽しんでいるが如く。(本人は苦しいんですよ。)
色々な道を歩き、出口に向かって一生懸命です。
色々ためし、いろいろな方法で出口を目指します。
迷いながらも!
やっとの思いで、出口近くまで辿り着き、もう目の前の所まで来ます。
出口は見えています。
しかし、その出口の前には「一枚の壁」が立ちはだかります。
(残念!)また違った道を探ります。
こんなことを繰り返し「本当の出口への道」を探し見つけます。
色々なルートを見つけ、出口を目指します。
でも、何故か同じ道を通る事が多々あります。
一度通った道なので、間違いなのに気づかず通ります。
ここを曲がれば、出口へと行けるのに
「パス」して通り過ぎまた、迷います。
カウンセリングに於いては、
「本人の気づき」を促し、
出口への道へと導いていきますが、
もう一歩と言う所で違う方向へ向かいます。
(当事者以外のものから見ると、よく分かるのですよ。間違っている事が!)
時には、トンチンカンなことを言って出口への道を通り過ぎる事もあります。
先程も言ったように「悩みの迷路」を楽しんでいるのと思える位にです。
ここが一番の踏ん張りどころです。
本人が気づかない限り、出口(幸せ)は手に入りません。
ここで、ひとつ提案です。
出口に向かって正しい道を、歩むの事は大切な事です。
が、時には出口手前で立ちはだかっている壁を、ブチ破っても構いませんよね!
もう目の前に見えていて、
一枚の壁だけが邪魔しているんですから!
時には、
思い込んでいる「常識の枠」から飛び出しても良いですよね!
この世に絶対と言う物は存在しないのですから!
とにかく「出口」さえ出れれば「いいじゃないの」と言う時があっても!