ほっとー!:伝える気持ち
朝、駅に向かっている途中で、
車に「撥ね」をかけられました。
こちらは、広い道から狭い道に曲がる所でした。
曲がり角に居たので、車は見えなかったのですが、
エンジン音が聞こえたので、立ち止まって、
通り過ぎるのを待っていました。
すると、細い道からスピードを落とさず(急いでいたのでしょうね)出てきました。
その瞬間「撥ね」をかけられました。
ズボンとYシャツに!
車はそのまま行ってしまいます。
何事間無かったかのごとく!
腹が立ちました。
それ当時に「情けないなぁ」と。
「知らぬが仏」
自分さえよければOKなのかな!
相手の事など、どうでもいいのかな!
確かに行ってしまえば、
それで終わりですからね。
嫌な思いのまま、
電車に乗り遅れるので駅に向かいました。
改札口に向かう階段を半分ぐらい昇った時
(私は、エスカレーターではなく、階段を利用します。偉いでしょ!)、
後ろから階段を駆け昇り、声を掛けて来る婦人がいます。
(少し階段につまずいていました。)
「すみません!
先程、車で撥ねをかけた方では、ありませんか?
バックミラーで、服を拭いている姿を見たので!
申しわけありません。」と。
何か「ほっと!」する物を感じました。
この女性は、自分のした事に気づき必死になって、誤りに来たのです。
100メートル以上を、一生懸命走って!
普通ならほっとけば済む事です。
誰がやったか分からない事ですから。
でも彼女は、誤りに来てくれたのです。
私も初めは、少しムッと言う気持ちがありましたが、
つまずきながらも階段を駆け上がり、
誤りにきてくれた思いで「怒る」気にもなりませんでした。
「歩行者が止まって待っているのですから、
ゆっくり通り過ぎてくださいね。
特に雨上がりですし、
接触事故でも起せば大変ですから。
気をつけてください。」と伝えました。
ちょっとした事ですが、
「申し訳ない」と言う気持ちを伝えてくれるだけで
こちらも、受け止め方が変わります。
少しだけ、気持ちが和みました!
このあと、 いいことがありますように!