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打てば響く:呼吸を読む
2008.08.02
この頃、講座の中で表現の方法として
「ことわざ」「格言」などを使って、説明をする時がありますが、
意味が伝わらない事がよくあります。
例えば「打てば響く」を使った時です。
「対人関係において、
自分のペースで対応する事は大切だけど、
一分一秒を争っている時には、
相手の呼吸を読み行動、
言葉や態度から発する信号で、
反応する力が必要です。
打てば響く対応が要るよ。」と言ったら、
「ポカーン」としていました。
又、広告の営業と打ち合わせをしている時
「こっちの言っている事に対して、打てば響く対応が欲しい!」と言ったら、
又「ポカーン」とされて、
しばし静寂の時が過ぎました。
意味が分からないようです。
まさしく「打てば響かなかった!」のです。
思わず、
「大学も出て、いっぱしの社会人、
それも広告と言う表現を大事にする仕事をしていて、分からんか?」
といってしまいました。
他にも色々ありますが、
私も特別習った訳でもありません。
新聞、小説を読んだり、
TVを見たり、
目上の人の話しを聞いたりして、
自然と入ってきている言葉でもあります。
特別習ったわけでもなく、
職員室に入っていく仕草、
しゃべり方などを身につけてきたものです。
これでは、
社会人として、
大人として、
親として、
対人関係を結べなくなってしまいます。
最低限のマナーは必要ですからね!
講座の中で、折に触れて「ことわざ、格言、言い回し」などを伝えています。
「一般常識教程を作ろうか?」冗談を言うと、
本気で「作って!」と言われることがあります。
因みに、
昨日は講座の中で「イチゴは果物か?野菜か?」と問いかけました。
皆さんは分かりますよね。答えを!