サバイバー:生き延びるために
昨日書き込みをしました、エレンのワークショップの報告に抜けていた事がありましたので、こちらのカテゴリーで追記をします。
今回のワークのテーマ「恐怖を解き放つ」で、大事な事があります。
「サバイバー=意志によって闘う人」
直訳すれば「サバイバルする人」「生き伸びる人」になります。
これは、アレキサンダー・ローエンの「バイオエナディティックス」の理論から生まれています。
私達は、
「生き延びる闘いのために多くのエネルギーを傾けていれば、
自己表現は必然的にそのしわ寄せを受ける」と言うテーマ持ち、生きています。
自分の「素直な感情」を表現する事が自然体です。
(わがままを言う事ではありません)
対人関係のおいて
「喜怒哀楽」を感じれば、吐き出すことによりクリアする事ができます。
ごく自然な行為です。
しかし、その自然な感情を表現すれば「嫌われる」事になります。
この事を、親子間で行ないます。
幼い子供と親との関係で!
幼い子供は、生活の中で色々な感情を持ちます。
感情を溜め込んでいると心のバランスが取れなくなり、不安になります。
不安にならないようにするために、
その感情を一番よく理解してくれる親に吐き出します。
受け止めてくれるとの思いで。
しかしながら、
親のタイミングで「OK」の時は受け止めてくれますが、
「NO」のタイミングでしたら、拒絶されます。
親もそんな環境で育っていますので、
子供を受け止める事が出来ないのです!
特に「NO」の時、
親は「怖い顔、嫌な顔、悲しい顔」などをしてきます。
子供にとって
「親が笑顔でやさしく接してくれる姿が愛されている姿」=生きて行けます。
逆に
「親が怒っていたり、悲しんでいたり、嫌がっている姿は、愛されていない姿」=生き延びれない=「死」を意味します。
その結果、私達は
「親の顔色を観ながら、自分の感情を殺し、呑み込む」事を選びます。
それも自然な事だとして!
つまり
「自然な感情を出す事は死を意味する」=「生き延びるために自分の感情を殺す」=「感情を出す事は死を意味する」事になります。
「死=恐怖」を意味しますから、
「感情を出す=恐怖」に繋がります。
こうして「サバイバー」が誕生したのです!
「生き延びるために、闘う人」として人生を送ってきました。
今回のワークは
「サバイバー」から脱却するために
「恐怖を解き放つ」事を目指したのです。
ワーク中、
みんな感情を出す事に恐怖を覚えながら、必死に頑張りました。
恐怖の乗り越えて、
感情を出したのは「他ならぬ私」なのです。
そんな自分を「誉」と思って欲しい!
自分を信じて欲しい!
自分を好きになって欲しい!
みんな良く頑張ったね!
ありがとう!