そぐわぬもの
年初めの「ルーン」をした時、気になった言葉があります。
「そぐわぬもの」
いつもなら、そんなに気にならないのですが今年はなぜか気になりました。
もしかして「今年のテーマ」になるかもしれません。
私たちは、「チェンジ」をする時、
古いものを、そぐわないものを捨てなければならない時が来ます。
でも、今まで慣れ親しんできたものだけに、
なかなか捨てることができません。
どこかしら「捨てることへの恐怖」を感じます。
「器」いっぱいに水が入っていると思ってください。
この中に新しいものを入れようとすると、
溢れてしまいこぼれてしまいます。
今まであったものを、無くすことになります。
これはとても怖いことです。
このジレンマでなかなか行動をすることができません。
まるで自分を失うことになるようで!
しかし、新しいものを入れるには仕方ないことです。
変化をするためには!
一度、勇気をもって「器」の水を捨ててみてください。
もうその水と器はあなたにとって「そぐわないもの」なのです。
必要でないからこそ、新しいものが現れたのですから。
何も怖がることはありません。
勇気をもって「器」をひっくり返すと、
その下にはあなたにとって、もっと大きな「器」が出来上がっています。
捨てたはずの水も受け入れている「私」が出来上がっています。
もうその「器」は、あなたにとって「そぐわないもの」だったのです。
古い「器」に拘っているから、変化を起こす事が出来ないのです。
勇気をもって「そぐわないもの」を捨てればいいのです。
昨年末、家族で「東京ディズニー・リゾート」へ行ったとき、
最終日にホテルの中にあったはずの「スーツケース・ベルト」が無くなっていました。
部屋の中で確かに外して、置いていたのに見つかりません。
おかしいなと思いながら、帰路に着いたのですが、
空港でバスから降りて、預けていたスーツケースがバスから取り出されて、通路に置かれたとき
「キャスター」が「ボッキ!」と音を立てて、折れてしまいました。
スーツケースはベルトと一緒に購入したものでした。
同時に無くなってしまいました。
もしかして、スーツケースもベルトも、、私にとってはもう「そぐわないもの」だったのかもしれません。
「古いものに固守せず、新しい展開を目指せ!」
という事かもしれません。
今年は、「展開」の年かもしれません。
明日、アメリカ大統領の就任式です。
新しい展開を期待しての希望の幕開けをみんな期待をしています。
自分にとって「必要とするもの」と「そぐわぬもの」を見極めて、
「チェンジ」の年にしていきます。