権利と義務
「権利と義務」
まるで「卵が先か鶏が先か!」みたいなものかもしれません?
「権利が手に入るならば、義務を果たす」
「義務を果たしたので、権利を要求する」
どちらがいいのでしょう?
今の時代「権利」を要求する人たちが多いようです。
今ならば、
「仕事を与えろ。
普通のの生活が出来るように、仕事をよこせ。
そうすれば私は働ける。
仕事を与えない相手が悪い。
私を働けるようにしない、世の中が悪い。
政治が悪い。」と、思っている人たちも多いかも知れません。
こころの世界でも、よく見かけます。
「私の事を分かれ」
「私を受け入れろ」
「私の思うようになれ」
「私が気持ちよく出来るようになれ」
「そうすれば私はあなたを受け入れてもいいよ」と訴える人がいます。
仕事場で、友人関係で(すべて対人関係ですが)、
「みんな私の事を悪者にする。
私ばかりに文句を言う。
よってたかって私をいじめる。
私が何をしたというのよ。
私は仕事をちゃんとしている。
誰からも文句をつけられることはない。
私は正しい。」と言って、
対人関係を悪化させている人たちがいます。
確かに、謂れの無いようなことを言われ、
罪をなすりつけられ、
いじめられ方が大半だと思います。
しかし、よく考えてみると、
「私は何も悪くない。
相手が悪い。
相手が変われば私は幸せになる。
私が幸せになるように変わって当たり前だ。」と権利だけを要求している事があります。
自分自身に改善すべき点はないのか?
朝、出勤した時挨拶をされても
「ブスッ」とした態度をとっていませんでしたか?
日常の仕事を指示された時、
嫌な顔をしていませんでしたか?
同僚と、程々のコミュニケーションを図っていましたか?
相手に要求するばかりではなく、
自らが変わる事を目指しませんか!
「鏡の如し」です。
「悪口」を送れば「悪口」が返ってきます。
「悪口」を言われたからと言って、
相手の「悪口」を言えば同じことになります。
悪口を言っている自分自身が、そこに居るのですから。
悪循環です。
「笑顔」を向ければ「笑顔」が返ってきます。
朝、元気な声で「おはようございます。」と言えば、
返事が返ってきます。
初めは、嫌な顔をされるかもしれません。
でも、黙って暗くなっているよりはるかにいいです。
挨拶している自分が「スッキリ」します。
そして元気な挨拶が返ってくると、
もっと清々しい元気が湧いてきます。
自分の為に行うのです。
自分自身が元気に幸せになるために!
相手が変わる事を求めていても意味がありません。(権利を求める)
自分自身が変わることの方がはるかに得です。(義務を果たす)
相手を変えることなどできません。
自分が変わり接し方が変われば、
相手の反応が変わり、
返ってくるものが変わります。
「悪口」を送れば「悪口」が返ってきます。
「幸せ」を送れば「幸せ」が返ってきます。
ブーメランのように!
今日から、「笑顔で挨拶」から始めませんか!
「笑顔には笑顔」が返ってきます!