悩まされます!
ここしばらく、悩まされています!
カウンセリングの事ではないのです。
「下の娘」の事なのです。
突然、「エサレンに行きたい」と言いだしたのです。
下の娘と女房と話している、
何かのきっかけで
「外国の生活、環境、雰囲気、英語」などについて話している時に
「○○こは、いくらでも触れ合える機会があるのよ、
とうとが毎年、エサレンに行くし、
エレンおばちゃんだって毎年日本に来るし、
何時でも触れ合う事が出来るのよ!」と言った言葉に火がついたようです。
下の娘が1年生の時に、一度エサレンに連れて行っているので、
その時の光景を思い出して、一気に気持ちが膨らんだようです。
私も、「来年エサレンへ行く」と言っていた娘に、
「今年だって行けるよ」と言ったのがもっと火をつけたようです。
確かにエサレンは素敵な所です。
総てのものを「受け入れてくれる場所」です。
日本では経験できないようなことが、体験できます。
娘の成長にも役立ちます。
感性も磨かれるでしょう!
でも、不安があります。
行くと決めれば間違いなく行くでしょう。
5年生ではありますが、
まだまだ甘えん坊ですので自分の事を充分に出来ません。
そして母親と離れて9日間淋しいと思います。
父親が居てもこればかりは違いますものね!
娘の事ですから、その事に耐えて我慢するでしょう。
私が仕事で行くのですから、
一緒に参加する生徒さんに迷惑を掛けてはいけないと頑張るでしょう。
不安な気持ち、淋しい気持ちを我慢して!
そんな思いをさせて、連れて行っていいのか悩まされます!
行った限りは、不安な気持ちを上回る自信がついて、
ひとまわり成長した娘の姿が、ある事に間違いはないのですが!
そして、娘を連れていく事によって、
折角参加する生徒さん達が気を使って、
自分の気持ちを出す事を遠慮してしまわないか?
せっかく、エサレンの地で自分を見つめ直し、
心の中に飲み込んだ感情を、吐き出すチャンスを逃してしまうのではないか?
心配です。
生徒たちはとても良い子です。
相手の気持ちを酌んで、
自分を殺す事を「好し」と思ってしまう子たちです。
娘がわたしの傍に居る事によって、切っ掛けを失ってしまわないか?
また逆に、娘が私に甘える姿を目の当たりに見る事により
(娘は甘えれる時には、屈託なく甘えてきます。)
自分の求めていた姿を見つける事があります。
娘の存在が「セラピー」になる可能性があります。
この葛藤に悩まされています。
今、娘には連れていく事を伝えています。
「行きたい」と言う気持ちで居る時と、
「行く事になった」と言う気持ちでは、捉え方に違いが出ます。
「行かなければならない」と思った時に、
今までと違った気持が湧いてきます。
「エサレンに行く」という現実がそこにあるからです。
今から生まれてくる不安、
淋しさなどいろいろな感情を乗り越えた時、
そして
エサレンに行ったときに味わう感情に対して、
娘なりに覚悟が出来た時、
エサレンに連れてきます。
娘の思いを、親の都合で「潰す」事はしたくないです。
私が、頑張れば可能な事です。
生徒に対する「ケア」と「娘の思い」を両立させて見せます。
どこかで「自律への旅立ち」の声が聴こえて来ます!