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MR.BRAIN : 記憶脳

先週、終了した「MR.BRAIN」を

心理学の「大脳生理学」として観たら、

また違った思いで観れました。

 

「脳」の不思議さ!

凄さ!

神秘的で!

そして、「アホ」です?

 

脳の中には「記憶脳」と言うのがあって、

これが時々イタズラをしたりします。

「脳」は「赤いバラの花」を「黄色いバラの花」と判断する事があります。

視覚で「赤いバラの花」と捉えても、

「脳」が「黄色いバラの花」と判断すれば、

それは「黄色いバラの花」なのです。

間違いなく視覚では「赤」として見ています。

でも「脳」が「黄色」と判断すれば、

「赤」に見えていても「黄色」なのです。

 

これは「記憶脳」というものが引き起こすイタズラです。

記憶した脳(知識)が優先されるのです。

「脳」が判断すれば、それ以外の答えはなくなるのです。

 

その代表例が「幻視痛」です。

事故や病気で手足が切断されて、

もう失っているのにも関わらず、

無くなった手足が痛い、かゆい、と訴え。

その場所を、さすったり、かいてあげると「気持がいい!こそばい!」と

反応を起こすのはこの「記憶脳」のなせる技なのです。

 

視覚では確かに手足は「無い」のですが、

「脳」はまだ「そこに手足が有る」と記憶しているので

「無意識?意識?」の中で存在し続けるのです。

「脳」が

「そこに手足は無い」と「記憶」を書き変えない限り、

「脳」の中では存在し続けるのです。

「記憶」が変わった瞬間

「現実」(視覚)を受け入れ存在しなくなります。

厄介なものでしょ!

 

これは日常生活の中でも言えます。

「悩み」も同じことが言えます。

「悩み」も脳が記憶をしているのです。

それも過去の記憶を!

今、現在何も起こっていないのに、

過去の事を思い出して悩んでいる事はありませんか?

現実の世界(視覚)では何も起きていません。

なのに「ふっと!」過去を思い出して「悩み」に耽っています。

これも「記憶脳」のなせる業です。

 

逆に「嫌な想い出」を「記憶した脳」に

「楽しい想い出」を「記憶」させれば

「嫌な想い出」が消えてしまい、

「楽しい想い出」しか残らないのです。

 

現に「悩み」を抱えている時でも、

「楽しいデート」の時の事を思い出したら、

「悩み」はどこかに消えてしまいます。

 

人間の「脳」は複雑で厄介なものですが、

また「単純」な存在でもあります。

よく「脳の中に幽霊が居る」と言われます。

そうです、この摩訶不思議な「脳」と一緒に楽しみませんか?

次回は脳の矛盾についてもお伝えします。

PS:先週の「とうとのひとり言」でみなさんにご心配をお掛けしましたが

、娘は先週末当たりから落ち着き始め、

昨日からよく話をするようになりました。

私は出来るだけ、いつもと変わらない態度を心掛け接し、

娘が自ら接し方を変える事を待ちました。

しんどかったです。

こちらが「助け舟」を出すのではなく、

娘が自らどうすれば良いか気づくことを願っていました。

「壁」になりきる事を!

今は「嵐」のコンサートの事で一杯のようです。

コンサートに行けるように、頑張ってくれよ!

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