蓮池 薫さんの素敵文
学校への行き帰りでよく本を読むのですが、
心理学の本ばかりではなく時には
話題の本や、
まったくジャンルの違った本を読む事があります。
「1Q84」とか「ハリーポッター」とかも読みますよ。
つい最近は、蓮池薫さんの「半島へ、ふたたび」を読みました。
拉致被害者である蓮池さんが、
ふたたび半島へ渡った(韓国側です)時に感じた、
いろいろな思いを書いた本です。
内容はソフトに表現されていますが、
時折拉致された思いが書き込まれています。
拉致された思い、
また、帰国が出来ない悲しさ、
そこで生きていかなければならない思いを、
静かに描かれていました。
この本の中の最後の部分で、
蓮池さんが講演で中学や高校へ行かれた時、
みんなに伝える事があるそうです。
「100%の自信がうまれるまで待っていたら、チャレンジなんてできない。
というより、
100%の確率なら、
それはすでにチャレンジではない。
最初は50%でいい。
まずは始めてみよう、
後はやりながら学んでいけばいい。
必要にかられた学習、
実践の中での学習こそ、
何倍も身に付く。
失敗したら、
失敗を通してしか、学べないものを学びとればいい。」
この文章を、女房に伝えると次の言葉が返ってきました。
「ええ言葉やなー
子供の時に、親からこの言葉を貰っていたら、
あたしの人生変わっていたかもしれへんなー。」
その通りだと私も思いました。
この蓮池さんの言葉を、
みんなに伝えようと思います。
「自分らしく幸せに生きたいならば、
自分自身が変わることが大切です。
相手が変わることは無いからです。
自分自身が変わるのは、とても怖いことです。勇気がいる事です。
時には失敗もあるでしょ!
しかし、その失敗から得る事のできる、素晴らしい経験を大切にして欲しい。
成功から学ぶことよりも、失敗から学ぶこ事がどれ程、貴重な体験か!
絶対の正解などありません。
もし正解があるのならば、それは他人が出した答えです。
自分自身の答えではありません。
失敗を恐れずに、先ず一歩前に進みましょ」
人生の成長、そのものです。