Wうつ:不安と隣り合わせ
萩原流行さんの「Wうつ」を読みました。
テレビ画面で観ている萩原さんは、
「二枚目でありながら何処かひょうきんな所があり、悪役もこなせる」
役者さんだと、イメージしていました。
私にとっても好きな役者さんの一人でもあります。
しかし、
その萩原さんが「うつ」であるという事を知り
「えっ」という驚きがありました。
テレビから見受けられる萩原さんとは、
とても、そう思えないイメージでした。
ただ、そう言われれば、
ひょうきんな事をしている時に、
何か「表情」に影が、というのは気にはなっていました。
「ナルシスト」「ストイック」な役をしている時は、
かなり「神経質」な面を感じられましたが、
「役柄」と思っていました。
また、ご夫婦での「Wうつ」にも、驚かされました。
本当に身近な所に忍び寄ってきている現代です。
「Wうつ」の本の中で萩原さんが
「年末、年始が怖い!
年明けから仕事が来るのだろうか!という不安が襲ってくる!」
「休むことが怖い!次の仕事が来るのか?」
「仕事をやり続けるほうが安心できる!」
この部分を読んで「ドキッ」としました。
私にも、少し当てはまるところがあるからです。
毎月「カウンセラー養成講座」を開催していますが、
「第1回目の体験講座に予約が入るのだろうか?」
「今月は生徒さんが入学してもらえたが、来月は入学してもらえるのだろうか?」
正直なところ、毎月予約が入り、そして入学もしてもらっていますので、
これは、取り越し苦労だとは分かってはいるのですが、
やはり、毎月体験講座が近づくと不安になります。
こころの中では、
「毎月生徒さんが入学して貰えて、当たり前。」という
「おごり」を持ってはいけない!と
自分自身に「戒め」として言い聞かしているのですが!
これも、言い訳ですね!
おかげで、萩原さんの気持ちがすごく分かる気がしました!
今月の体験講座も24日から始まります。
また、見えない不安との戦いを、少し意識しながら!
しかしながら、この不安は消える事は無いと思います。
このように感じて、
不安になっているのも「私」なのですから!
大いに、
不安と付き合って、
楽しみます!