Win=Win:考えさせられます。
日本国憲法の代表的なテーマ
「憲法第9条:戦争放棄」の平和憲法です。
いま、沖縄普天間米軍基地問題が話題になっています。
移設問題には考えさせられます。
沖縄に日本に在る米軍基地の大半が集まっています。
その結果、負担も大きく掛っています。
私も沖縄に行った時に観光バスに乗って、基地の傍を通っていました。
その時、頭上から戦闘機が降りてきました。
爆音と共に!
想像を超えるものでした。
こんな状況が
ごく普通に四六時中行われていると現実、
凄まじいものだと思います。
そして、悲惨な戦闘の爪痕。
大きな犠牲と負担を、
沖縄の地に押し付けてきた気がします。
今回の移設問題は単純に移設で考えて良いものでしょうか?
沖縄の負担を減らす事は誰もが望んでいることです。
しかしながら、
移設候補地は当然「拒絶」を訴えています。
「移設」は容認、
でも、自分の処に来ることは「拒否」で、
果たして良いのでしょうか?
「移設」に関しては良い事だとみんな賛同します。
しかし県外移設先は何処!
「移設はOK、しかし私の処はNO」だけででは、
おかしくありませんか?
小手先の「移設論」だけで済む事でしょうか?
根本的に「基地」が必要なのか?
必要ならば、
日本全体で「基地の必要性、受け入れ問題」を考える時かと思います。
今は、「全国知事会」があるのですから、
そこで真剣に討論すべきではないでしょうか!
国、内閣だけで議論しても答えが出ない事だと思います。
この時に必要なのが「Win=Win」の考え方です。
「自分の考え方が正しくて、
相手の考え方が間違っている。
それ故に、私の考え方に相手が合わす事が正しいのだ。」
この捉え方が、私たちの考え方です。
「私が正義で、相手が悪。正義は悪を倒して良い。」結果、
喧嘩が起きます。
こんな捉え方が当たり前で過ごしていれば、
対人関係が悪化するだけです。
強い人も、傷つきやすい人もこの考え方を基準に生活をしています。
このように偉そうに書いている私も!
私たちが考える事は「パーフェクト」はありません。
必ず欠点があります。
お互いが自分の意見を訴え、
お互いの意見を聴き合い、
お互いの良い点、
悪い点を認め合い、
お互いにとって「プラス」になる
「結論」を目指す事が大切です。
そして、
その結論を実行して結果を検証し、
問題点をお互いに検討して、
更に良いものに改良していくことが、
重要です。
お互いが「Win=Win」でないと、
負けた方は「あげ足」をとってきます。
負けた方は、決して納得した訳ではありません。
ただ我慢しただけです。
逆に「怒り」が込み上げてきます。
相手の失点を待っていて、
この時ばかりはと思いで、
逆襲してきます。
今の政治家の様子が、見本です。
誰の為に必要かという考え方でが必要です。