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命どう宝:術後半月

お久しぶりです!

 

半月以上、ブログを更新出来ませんでした。

申し訳ありません!
 

 

実は、先月24日に手術を行いました。
 

 

4月26日に

今年の「PET検診:人間ドッグ」に行ってきました。

今年は、受けるか受けないかどうしようかと思い迷っていたのですが、高いですからね!

ちょうど、

プロ野球・ジャイアンツの木村コーチが「くも膜出血」で亡くられたのが気になり、

「脳ドック」を兼ねて受信する事にしました。

気楽に「安心確認」の思いで!

検診は、半日も掛らなくて直ぐ済みました。

ただ寝てるだけの検診ですし。

結果は、「二週間程で手元に届きます。」の事で

「ハイ・ハイ」という感じでした。

 

ところが、GW初日5月1日に予定より早く結果が届きました。

偉く早いなと思いながら、気楽に封を空けました。

 

「PET検診異常なし」

「MRI脳検診異常なし」と出ていました。

PETでは右肩に集積あり。

両膝に水が溜まっているというデータは出ていました。
 

 

ここまでは問題なし!

しかし血液検査の中の

「腫瘍マーカー」で

「SCC」データが

「3.31(正常値1.5以下)」で

「精査必要」と出ました。

 

このデータは

「食道、喉頭、肺、子宮癌:扁平上皮質癌」の時に示す値です。

何で!

タバコは吸えないので肺は関係ない!

男だから子宮も関係ない!

しかし

「祖父が喉頭癌」

「父が食堂癌」で命を奪われていますので、

「もしや?」と、

そして「食道癌」ならば、

父親の状況を知っていますから

「罹れば命が亡くなる」という恐怖が過りました。

 

詳しい話を聴きに行かなければ成らないのですが、

「GW休暇中」のために病院に連絡も取れません。

本当にGW期間中は思いが交差していました。

インターネットで情報を仕入れても、

安心できる情報は手に入りません。

毎日、一喜一憂していました。

 

ある夜、寝る時に

「死ぬというのはどうなるのか?

このまま寝ているような感じで、

徐々に意識が無くなっていくのか?

それとも、

もがき苦しみながら息絶えるのか?

心肺停止になりながらも意識が残り

いろんな思いを持ちながら死んでいくのか?」と

恐怖を感じた覚えがあります。
 

 

連休明け、病院に連絡を取ると

運良く休講日の5月10日(月)に予約が取れました。

どんな事になるのか不安の中、

女房と一緒に詳しい話を担当医に聴きました。

話が始まるなり担当医が

「CTを撮りましょ。

それからまとめて詳しい話をしましょう。」と言われ、

他の検査を受ける人の間に差し込んで、CT撮影を行いました。

直ぐにデータ解析も終わり

詳しい説明を聴きに入りました。

 

テーブルに着くなり担当医が

「CT検査室」に連絡を取り

「直ぐに総べてのデータを現像して欲しい。」

 

「左肺の肺動脈の後ろに8ミリ程の腫瘍があります。

これは胸部レントゲンでは写りません。

PETでも1㎝以下の腫瘍は写りません。

この腫瘍は切除した方がいいです。

呼吸器内科に紹介して、

この場所を内視鏡で手術すれば、

間違いなく失敗すでしょう。

呼吸器外科を紹介しますから、

内視鏡手術により治療して下さい。

たぶん形からして良性とは思いますが、

採ってみなければ、はっきりしたことは言えません。」

 

女房には

「奥さん、手術して良性ならば赤飯!悪性でも赤飯!ですよ。」と、
 

こちらが良く分かるように、

そして不安にならないように、簡潔に説明をしてくれました。
 

 

「告知」が、どうのこうと言うのも関係なしでした!

 

 
以前から「奈良県立医大」に行っていましたから、そこを紹介してもらいました。

しかしながら「奈良県立医大」の担当医は予約が直ぐに取れるか?

それも水曜日、入門講座の日です。

これも運良くその週の12日に取れました。

この日は手術前提の診察です。

データをすべて預け、順番を待ちました。

こちらの担当医も淡々としていて、

「手術はこの様に行います。

良性ならば1割。

悪性ならば3割から5割の切除になります。

内視鏡によりこの様に手術します。

手術はうまく24日が空いているのでこの日に行いましょう、

入院は21日の予定でいかがですか?」

 

スケジュールはスピーディーに決まって行きました。

 

丁度、6月12日からのルシアのワークショップが控えていた関係で、

これ以上遅らせることが出来ません。

踏み切りました。

 

 

しかしながら、5月の体験講座の日がぶつかってしまうのが気に掛るのですが、

どうしようと躊躇している時間はありません。

1日でも早く処置をする方が良作ですから!
 

 

ここで決断を迷っていれば、

取り返しの付かない事になるかもしれません。

私の性格上、

1日も早く処置をして、

元の状態に戻る!

ウジウジして結論を延ばすチャンスを逃す事は嫌ですので。

 

今回は、「引き寄せの法則」如く、

総べてのスケジュールが私の思いで進みました。
 

「引き寄せの法則」

「決断」の

大切さを実感しました。
 

「思いは叶う」講座の中でも事は伝えています。

今回も実践した思いです。
「必要は決断は下す。」

「躊躇するより、まず行動。」の必要を実感しました。

 

本来ならば

「カウンセリングの世界」に居ますので

「ホメオスターシス:自己治癒能力」を高めて

切除するよりも、

元の状態に戻す事が大切ですが、

今回はあえて手術を選びました。

もし「悪性」ならば時間との闘いです。

この戦いに「負ける」事は出来ません。

ですので私は「今できるベスト」の選択をしました。
 

 

私は最低でも20年、出来れば30年命が欲しい。

まだまだやりたい事があります。

夢があります。まだ達成していません。

そして子供たちのためにも、

命が欲しい。

手術のリスク、

肺の一部を取り除くに事により起きる、

身体のバランスを崩す問題点より、

20年の命を取る事を、心に決めました。
 

 

手術・入院中、学校の事が問題になります。

あまりにも急な事で、

段取りの付けようもなかったのですが、

スタッフや専科アカデミー生、

卒業生が協力し合ってこの難題を乗り切ってくれたお陰で、

この難局を乗り越える事が出来ました。

 

本当に有難い事です。

みんな良く頑張ってくれました。

良くここまで成長してくれたものです。

本当に感謝の気持ちで一杯です。

 

私も安心して手術を受ける事が出来ました。
 

 

24日手術は朝から始まりました。

全身麻酔のために何も分かりません。

目覚めれば「ICU」に居ました。
 

 

無事生還!

 

女房が居ました。

「良性やったよ。

1割取っただけで済んだよ。」と、言いました。

女房の顔を見てホッとしました。

「地獄で天使!」の思いです。
 

 

麻酔医が

「年齢からして身体が若い。

そのために全身麻酔が掛るのに必要量以上掛ったし、

意識が戻るのも早かった。

何かアンチエイジングをしていますか?」と

「ICU」で聴かれました。

フラフラで痛い状況の中で、ぼーっとして居ましたから、

まともに答える事は出来ませんでしたが、

後で考えると「ゲシュタルト」のテーマがここに出てきたようです。

プラス「エサレン・パワー」も影響していた気がします。

身体は正直です。
 

 

あくる25日(火)に「ICU」から一般病棟に戻り、

後は回復を待つだけです。

 

身体から「ドレンパイプ」が、出ているし尿管も、

右手には点滴のパイプが4本付いています。

この状態で歩いたりしてリハビリを始めなければなりません。

日に日に点滴パイプが減っていき、

尿管も取れ、

やがてドレンパイプも。

総べて取れた時は、

体が軽くなり解放感に包まれました。
 

 

私の担当医は

「外科的な治療が済めば、

痛みとの闘いだから、

同じ痛いならば、

病院に居てるよりも、

家の環境の方が落ち着いてリハビリができる。」と、いう考え方でしたから、

24日(月)に手術をして

29日(土)には退院になりました。
 

 

今は、「痛み止め」を呑みながらリハビリを続けています。

6日には「上級・入門講座」を行いました。

一日も早く元の状態に戻って、

元気に講座を行いたいと思っています。

明日は、まる一日の講座にチャレンジをします。
 

 

週末の「Luciaのワークショップ」にはまだまだ痛みがあり、

踊る事は出来ませんが、

みんなのケアは頑張って行うつもりです。

生徒たちも、

頑張ってくれると思っています。
 

 

今回あまりにも急な事でしたし、

生徒さん達に心配をかけたくなかったので、

スタッフ等のメンバーにしか詳しい事は伝えず、

内緒にしていましたので

心配や不安な思いをお掛けして、申し訳ありませんでした。

後、少しで完全復帰できると思いますので、待って居て下さい。
 

 

今回、手術を控えて、経過を見る方法もありましたが、

たまたま病院の同室の人が私と同じ病気で、

一年様子を見ていたら腫瘍が倍になり、

肺を半分除去した様です。
 

 

タイミングというものはとても大切です。

躊躇する時には

行動を起こす事が

今回は良い事と実感できました。

 

「迷うならば行動を起こせ!」

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