怒り③
怒りのpart3です。
私たちは、コミュニケーションに於いて、
「私の話す事を理解して、私の思った通りに動け。」という
思いで話している事が多いようです。
そして、
私の思い通りに動かない人は悪い人≒怒るに繋がります。
道を歩いていたら、
目の前の人がゆっくり歩いているだけで、
自分のペースが狂って「怒る」ます。
そして「前を空けろ」と思ってまた怒ります。
私も同じです。
混雑している電車の中で、
目の前の乗客がリュックを背中に背負っています。
そのお陰で、真後ろに居ている私に当たります。
揺れる度に当たって痛い思いをします。
そこで腹が立ち「怒る」が生まれます。
リュックを背負った乗客は何もしていないのですが、
他の乗客に迷惑がかかっている事に
気がつかない事にも「怒る」です。
この乗客は、気付いていないのです。
リュックが他の乗客に迷惑を掛けているとは、
これっぽちも思っていないのです。
それに対して、私は「怒る」っているのです。
「リュックをどけろ」と!
身勝手ですよね!
自分の思い通りにならないと「怒る」のですから!
これは「欲」が成せる技だと言われています。
自分の思い通りにしたいと言う
「欲」に捉われているのです。
「欲」≒「怒る」ともいわれます。
「欲」が叶わないと、
「怒る」が生まれます。
逆に「欲」を捨てると
「怒る」が消える!
確かにそうですが、
そう上手くいきません。
人間は「欲」をいっぱい持っているのですから!
それを、いかにコントロールするか!
先ほどの電車の中の件の時に私は、
出来るだけ自分言い効かせるようにしています。
「相手が思い通りにならないのは、当たり前。
私では無いのだから、
私の気持ちが分かる筈かない。
分からない人に怒ってみても、仕方ない事。
怒る事を辞めよう。
自分が少し位置をずらせば、
当たらなく済んで怒らなくて済むじゃないか。
怒っているだけ損だよ!」と
出来るだけ思うようにいます。
でも、なかなか思うように行きません。
すぐに「怒る」が顔を出します。
そんな時は
「もう怒ってしまったので仕方ない。
早くそのこだわりから脱却しよう。」と
思うように日々努力しています。
少しでも、「怒り」から解放されたいので!