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「ブ」と「タ」の間

私の愛読書の中に

小泉吉宏さんの

「ブッタとシッタカブッタ」シリーズの本があります。
 

 

「四コマ漫画」なんですが、

何とも言えない味わいがあります。

 

「シッタカブッタ」の考え方、

ものの捉え方を、痛烈に付いているのです。

思わず「バカだなァ~」と思ったり、

「プッ」と吹き出したり、

「それって私やん」と

「グサリ」ときたり、

本当に何回読んでも「うぅ~ん」考えさせられます。
 

 

この本の中に出てくるのですが、
 

「ブタ」が一匹います。=「ブタ」です。
 

「ブタ」が二匹います。=「ブタ」です。

何の問題もありません。

 

しかし、

この二匹のブタの間に

「一本線を引く(垣根を作る)」と
 

 

「右のブタ」と「左のブタ」になります。

 

そして、仲間が増えれば「グループ」になり

「集団」になります。

 

これが「国境」です。

 

先ほどまでは、同じブタだったのですが、

もうこれだけで

「違った二匹のブタ」になってしまいます。

 

「違ったブタ」は

「自分が良くて、相手が悪いブタ」という意識になり、

相手より常に優位に立とうとします。

 

そして、

自分が優位に立つためには

「相手が悪者のブタ」にしなければなりません。
 

競争、争いが生まれます。
 

 

「自分が善で、相手が悪」

「自分が正しく、相手が間違い」

そして、

何時の間にやら「総てが善で、総てが悪」と言う

捉え方に変わってしまいます。

 

やがて、

「善の私たちに従って当たり前。

正しいのだから。

それに従わない者は、

悪だから倒して良いのだ。」という極論が生まれます。
 

 

「正義の御旗」の下では

「総てが許される」

「正義の言う事は、総てが正しいのだ。」という考え方に変わってしまいます。
 

 

これが「戦争」です。
 

元々は、同じ「ブタ」だったのに・・・・何故!
 

私たちの考え方の中に、この事は存在します。
 

 

「垣根」が「グループ・仲間」であり、

「民族」であり「宗教」であり、

「政治」であり、

そして「国境」なのです。
 

 

元々は、同じ「人間」なのに!
 

 

こんな事を、考えさられる「4コマ漫画」です。

一度読んでみませんか!

 

「グサッ」ときますよ!

して、生きていくヒントになりますよ!

 

「シッタカブッタ」と共に!

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