ワイドショー政治
本日の読売新聞のコラムに
こんな文章が載っていました。
歌人、小池光
「毎日毎日4月1日つくづくと、
『娯楽としての政治』を見しむ」
今回の「内閣不信任案」ドタバタ騒動を観ていたら、
正しくこの詩にぴったり当てはまります。
「ワイドショー政治」の言葉通りですね!
騒ぐだけ騒いで、
結局何も変化が無い!
芸能界をゴシップに対し、
みんながテレビの前で「ワイワイ」騒いで、
結果「好いたはれた、くっついた、別れた」と、
人の事で、どうでもよい事なので、
最終的には、
飽きたら「はい、それで終わり」。
今回の騒動?
と似ている気がします。
原発事故による放射能汚染も
似た感覚にされている気がします。
マスメディアに情報を流し、
みんなを驚かし、
恐怖に慄き、
(肝心な情報は流さず)大騒ぎをさして、
「ワイドショー劇場」を作り上げていく。
私たちも、
日頃からワイドショーを見慣れているので、
そのように感じてしまいます。
無意識の中に
「あぁ~そうなんだよね!」と、
終わらしてしまう。
重要な問題意識にならないように、
旨くコントロールをされているかのようです。
でなければ、
実際の問題点に対し
「怒り」「恐怖」「不安」が起きて、
大騒ぎになり
収拾がつかない混乱が起きて居るはずです。
自然界では年間放射能被ばく量が
「1ミリシーベルト以下」なのに、
「20ミリシーベルト」でも安全と言われて、
特に「問題意識が無い」と言うのは、
何処かおかしくありませんか?
海外では、「妊娠する母胎、胎児、子供」に影響が在ると言って、
避難する事が当たり前。
その指示がなされない時は大問題になります。
Luciaのそれです。
今回の「政治ショー」も
「芸能界ワードショー」を同じくして
「娯楽」として捉えても仕方ない事かもしれません。
でも、こんな馴れかた、流し方でいいのでしょうか?