2011 第14回 Esalen研修レポート
2011年 第14回 Esalen研修も無事終了しました。
今年は色々な事がおきて、波乱万丈のままのスタートでした。
14回も行っているので(個人的には16回ですけれど!)要領は掴んでいますが、
やはり添乗員のいない研修旅行は何かにつけて神経を使います。
何時もならEsalenでは熟睡できるのに、夜中に何回も目を覚ましていました。
それでも、Esalenと言う場は総てを受け入れてくれる場所です。
研修は参加者全員に何らしかの成果を上げました。
今年のワークはLuciaによる「5Rhythms:Heart Beat」です。
昨年、日本へLuciaを招致して開催した「5Rhythms:Waves」をステップアップしたものです。
震災さえなければ、6月にLuciaに再来日して貰いHeat Beatのワークショップを開催して、
準備が出来たのですが今回はぶっつけ本番になりました。
朝のワークは9:30AMから0:45PMまでの3時間15分ワーク
昼のワークは4:00PMから6:30PMまでの2時間半のワークが毎日続きます。
ダンスを踊り続けるかなりハードなワークではありますが、
Luciaのワークの進め方は、あっという間に時間が経っている素敵なワークでした。
基本的なベースはWavesもHeart Beatも変わりません。
5Rhythmsのダンスから、色々な感情、気付きを知り、
「あるがままの私」を受け入れる作業を行います。
Flowing:足の裏に意識を持ち「恐れ」を感じます。
自分が外部からの何に恐怖を感じているかを気付きます。
苦しい時です。
Stacato:その恐怖から、自分を守りディフェンスをするうちに「怒り」をぶつけていきます。
この時に意識するのが「腰・お尻」です。
ここに「怒り」がブロッキングされています。
Chaos:「混沌」です。
恐れと怒りに混乱してきます。
「頭」が混乱してきます。
もがき苦しみ、悲しみが襲ってきます。
最大の難所です。
辛い時でもあります。
Lyrical:リリース、解き放つ、手離す時です。
腕に意識が行きます。
もう色んな悲しみ、怒りを手離す時です。
過去に捉われる必要は有りません。
悲しみ、怒りは過去に起きた事です。
今では無いのです。
今は自分を苦しめる、悲しませるものは存在しません。
過去に拘り、しがみ付いているから苦しいのです。
手離して「今に生きる」事を知ります。
もう自由なのです。
Stillness:静寂、思いやり、慈悲です。
「ハート:こころ」がテーマです。
総てのものへの感謝、思いやりを感じるダンスです。
今回のワークでは「今、ここに生きる」というキーワード一杯出てきました。
私たちは過去に生きていない、今に生きている、今を自分らしく生きる!
正しくEsalenのテーマ「ゲシュタルト」です。
どうしても私たちは、
過去の事に拘り、
苦しんでいます、
それは済んだ事です。
やり直しは効きません。
極端な言い方をしますが、
自分らしく生きれば、親から嫌がれます。
親の期待通りに生きれば、親から愛されます。
結果、親の言う事に従います。
親は「躾と言う名の愛情」を使い、自分の思い通りに育てます。
そして、それに従わせる為に「恐怖」を使い支配下に置きます。
この「恐怖」が私たちに染み付き、現在も苦しんでいます。
しかし、今現実には私たちは自由です。
今ここに「恐怖」は存在しません。
自分が思い込んでいるだけです。
過去に捉われて!
だからこそ「今に生きる」事だ大切なのです。
この恐怖から解放されて、
吐き出し自分のあるがままを受け入れる為には、
「受容と共感」が必要です。
それがEsalenに在るのです。
何が在っても「それがあなたです。」という空間が在るのです。
Esalenの自然、共にワークを受けた仲間たち!
この安心感が「恐怖」から解放されるのです。
今年のEaslen研修のテーマは「アクション」
動き続けること!止まれば、みんなが、時が前に進みます。
自分が取り残され、過去に生きる事になります。
Waveも同じです。
動き続ける事が大切です。
止まれば固まります。
恐怖を感じた時、私たちは身構え固まります。
固まった状態では、耐え忍ぶだけです。
解放されるためには「動く:アクション」が必要です。
恐怖を感じたら、先ずは「呼吸」をしてください。
恐怖に耐えている時は、呼吸を止めています。
呼吸をする事により動きが始まります。
そこから、ゆっくり解放を始めてください。
動く事が、恐怖からの解放に繋がるのです。
今年のEsalen研修中に、私は誕生日を迎えました。11月3日です。
この日は学校の「創立記念日」でもあり、私の家族の記念日でもあるのです。
その時を、Esalenで迎えられた事は幸せでした。
研修参加生徒たちが、協力し合ってEsalenでバースディーケーキを用意してくれました。
寄せ書きも一緒に!
私には内緒で準備をしてくれました。
キッチンに交渉して特別に「チョコレートケーキ」を頼んでくれたのです。
丁度、参加者の「SATOKO」も同じ誕生日でしたので、一緒にお祝いです。
Esalenのみんなが祝福してくれました。
この日は、お礼を込めてEsalenのみんなに
「お抹茶」をプレゼントを企画していたので、両方共のイベントになり大変な騒ぎでした。
前日からEsalenフレンドの「レイ」(生徒と結婚した友人です。)も来てくれ
てとても楽しい夜でした。
あっという間のエサレン研修!
長いようで短いエサレン!
何時も変わらず、私たちを迎え入れてくれるEsalenに感謝をします。
そして、Lucaに!
Esalenフレンド!
通訳のMASYOさん!に感謝をします。
一番大事な私へのプレゼントは
今回のEsalen研修で、
頑張ってワークを受け「今ここに、自分らしく生きる」事にアクションを起こしてくれた
「生徒たち」を誇りに思える事です。
みんな、ありがとう!
PS:今年は「ハロウィン」にぶつかりましたので、楽しみました!