妖怪シリーズ 第15弾 「妖怪:当たり前」
やはりこのシーズンになると、現れてきました。
「妖怪シリーズ」の再開です。
今回は、今のところ「2体」だけです。
昨年で、出尽くしたかと思っていましたが、
やはり出てくるものです。
先ず1体目は
「妖怪:当たり前」です。
この妖怪は、
特に「Esalen研修」中にはよく現れます。
今まで15回(15年)連続、出没をしています。
この妖怪のの特徴は、
「やって貰えて当たり前」と言うモノの捉え方をします。
私に話しかけてくれて当たり前!
私の世話をやいてくれて当たり前!
私の思うようにやってくれて当たり前!
私が、楽になるようにかまってくれて当たり前! etc・・・
普段はこんな事はしません。
誰から見てもしっかりと対応が出来る人ですが、
イザ不安になったり、
寂しくなったりすると、
顔を出してきます。
以前には、
Esalen中に「私の事を構ってくれない!」と言って、
噛みついてくる人もいました。
研修期間中、
私の傍から離れ距離を置き、
ひとりで居てる時間を多くつくります。
他の生徒たちとも接点を極力減らします。
ワーク中でも、
私が傍に近寄ると離れてきます。
嫌な顔をしながら!
Esalen研修は「自律」を目指します。
自らがアクションを起こさない限り、
私は何時も、観ている事にしています。
自らが動いて変わらない限り、
何も変わらない事に気づいて欲しいからです!
その結果、
Esalenが終わる頃に他の生徒に対し
「私の事を何時もほったらかしにする!
他の生徒に色々話を聞いたり、
ケアをするのに私には何もしてくれない!」
愚痴をこぼします。
中には、直接私に噛みつきたり、
物を投げつけてくるタイプもいます。
「依存」です!
このような事は例題として、
研修前に参加者にしっかりと伝えています。
「依存が起きるよ!」と。
皆も納得して、
「そんな事は大丈夫ですよ!」と、
自信を持って返ってくるんですが?
そして、研修中に起こった事を
当事者は一切覚えていない事です!
「そんなバカな事が在るか!」と言われますが、
現実なのです。
と言うのも、
普段は「理性」で自分の行動のコントロールを行っています。
しかしEsalenでは時間と共に「理性」が緩んできます。
当然「ゲシュタルト療法」を受けているのですから、
当たり前です。
その結果、
理性で抑えていた
「本能」が顔を出してきます。
「私の事を構って!」
「甘えさせて!」
「よしよしして!」と本能が湧きだしてきます。
本能=無意識です。
日頃抑えていた、
感情が素直に表に出てくるのです。
処が、Esalenを離れ、
理性が再び顔を出して来ると、
「本能=無意識」に対して「蓋」をします。
緩んでいた「理性」は
「本能」が成したことなど知りません。
無意識に行った事ですから!
結果、記憶が無いのです。
やはりこれは、妖怪が成せる業ですかね!
この妖怪と旨く付き合えれば良いのですがね!
そして、この妖怪に忍び寄る
「妖怪:すり寄り」だ出てきます。
この妖怪に関しては、次回に書き込みをしますね!
※この妖怪は、特定の人を例えて居るのではありません。
みんなの心の中何処かで、巣食っている「妖怪」です。
そして、私の中にも!