三つ子の魂、百までも:刻印付け
「三つ子の魂、百までも」と言う諺が有ります。
講座の中でも、「エリクソンの発達心理学」で、
「0歳から3歳までの関わり方が、その後の人生に影響を与える」と伝えていますが、
本当に子供の中に「記憶」をして残っている事を、実感させられました。
先日、上の娘と話している時に、
「昔の家で住んで居る時の思い出が有るか?」と尋ねた時の事でした。
上の娘は、4歳の秋まで大阪で育ちました。
とは言え、
あまり記憶に残っていないようでしたが、
でも、ひとつしっかりと覚えている事が有りました。
「あまり覚えていないけれど、家を追い出さされた事だけは覚えている。」と言いました。
そうです。
2歳になった時の事です。
私が仕事から帰ってき時、
たまたま目が覚めて、
私が食事をしている処にやってきました。
私のおかずをつまみ食いを始めました。
可愛いものです。
でも、夜遅くお腹も一杯ですから、
「口に入れては出す」遊びにやがて変わりました。
躾の中で「食べ物は粗末にしない」を教えていましたから、
この時は怒りました。
処が謝らない!
娘も私に似て頑固です!
それがエスカレートをして、
最後に玄関のドアを開けて外へ放り出した。
形になりました。
(詳し経緯は、専科講座ペインクリニックの中で話をしています。ですので今回は書き込みません。)
この時の記憶がしっかり残っていたようです!
幼すぎて、何が原因かは全然覚えていないようです。
娘は小さい時から「とうとは怒ったら怖い」と、言っていました。
娘に対しては、
あまり怒っていなかったので、
「優しすぎるなァ」と、思っていた位でしたから、
「何故かな?」と思っていた、
謎が解けました!
「三つ子の魂、百までも」とは、
理に叶った諺だったんですね!
先人たちの智慧は凄いものですね!
そして、「刻印」の怖さも実感しました。