外事警察
久しぶりにDVDレンタルをしました。
借りたDVDは
「外事警察:その男に騙されるな」です。
以前にNHKでドラマとして放送されていました。
渡辺篤朗さん主演のドラマで、とても興味があり観て居ました。
国内で国際事件を未然に食い止めて行くあらすじですが、
その時の心理戦がとても絶妙でした。
如何に相手の心を巧みに利用するか!
相手の「こころの弱み」を見極め、
其処を衝き、
巧みに操り、
「スパイ」にさす。
見事な心理戦です!
観て居ても、何が真実なのか?
嘘なのか?
分からなくなります。
操り方を観て、
カラクリを読みながら映画を観て行くのですが、
予想外の展開になり、
引き込まれていきます。
仕事柄、
相手のこころを聴き、
叫びを聴く事を心掛けていますが、
この映画は見事に期待、
予想を裏切ってくれました。
見事に騙されました。
映画のキャッチコピー「全ては操られる。真実か嘘か」。
其の通りにハマりました。
ラストシーンまで!
読み過ぎて空回りしてしまったり、
逆に読みが浅かったり!
読んだつもりが、
寸前にまだその奥の読みだ!
と気づかされたり。
普段から、TVドラマや、映画、小説等を観てい居る時も、
その主人公などの育った環境、
生い立ち、
心理を読む習慣が付いていますので、
どうしても読んでしまいます。
ごく普通に観て、
楽しめば良いのに!
職業病ですね!
この映画で特に印象に残っているセリフがあります。
「人間を突き動かす、もっとも強い感情は“怒り”だ」
まさに、その通りでしょうね。
人は、出来事に関して見捨てられる「恐れ」を感じ、
その事を受け入れて貰えなかった「怒り」を爆発します。
「5Rhythms」ダンスに於ける、テーマの流れに似ています。
この怒りが、恐怖の壁を打ち破る力にもなります。
この映画は、いろいろな事を考え、教えてくれました。