災害時帰宅訓練
「災害時帰宅訓練」を行ってみました。
昨年に予定をしていたのですが、
天候不順だったので出来ませんでした。
当初、今年は計画をしていなかったのですが、
スケジュールが急に空いたので、
昨年のリベンジとして実施しました。
普段、運動などしていない私が急に30キロも歩く行為は、
女房からも「無茶はしなぁ」と言われましたが、
どうしてもチャレンジをしてみたくて、
ともかく行ける処まで、行こうとスタートをしました。
初めは、気の焦りも有りピッチが上がりました。
難波の学校から阿倍野「ハルカス」まで、1時間を切りました。
これで調子に乗ってしまい、
スピードを抑えながらもピッチが上がりました。
「でも災害時には、ビルや家が倒壊しているし、
車は道を塞いで居て、
すんなりと歩く事が出来ないのだろうなぁ」と思いながらの、歩行でした。
行程は順調に進み、午前中に「大和川」に到着しました。
ここからは「土手」を歩く事が出来、足への負担が軽くなりました。
流石に、土の道は足に優しいです。
でもこの道も、災害時には「津波」があれば通れないし、
対岸に渡る事も出来ない「一番の難所」になりそうです。
残り1/4の「国分駅」で女房に連絡を取り、
あらかじめ決めていた合流地点を目指しました。
後5~6キロです。
余裕を持って合流だ!
と思ったのが甘かった!
ここからが地獄の道程でした。
「峠越え」を甘くみていました。
ここからは、歩道はなく「狭い路側帯」だけです。
道はデコボコ。
ゴミは一杯。
雑草も生えていて、
歩いている横をトラックや乗用車が、
ビュンビュンと、通り過ぎます。
足元が悪い処に、
足が限界に近付いて居ましたから、
身体がふら付き始め、
車とぶつからない様に、力が入って居いした。
ようやく、女房の居ている合流地点に着いた時は正直、フラフラでした。
そして、女房の顔を観た瞬間に「気が抜けた」状態になってしまい、
この度は足が前に進まなくなりました。
安心感は凄いですね。
しかし、ここからは二人だったので、
話をしながら家までゴールをする事が出来ました。
家に着いた安心感から、
一気に気が緩み
ウォーキングシューズを脱ごうと瞬間
「足が攣り」ました。
日頃の運動不足が祟りました!
今回は、「平時」の帰宅でしたが、
「災害時」の帰宅ならば、
この倍以上の時間と体力が必要となる事でしょう!
その時、どの様に対処すればよいのか、これから検討が必要です。
色々な事を学ばして貰える、
キッカケとなった「災害時帰宅訓練」でした。
一度、体験してみなければ分からない世界を観ました。
そして、「完歩出来た達成感」と
「苦しくてもやり遂げた喜び」も実感できました。
でも、「本当にキツカッタ」です。
あくる日は、足腰が立たないかな?と思いましたが、
「湿布」をしまくって、何とか動けました!