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難!カウンセリング
2013.06.26
先日、カウンセリングの難しさに再び、ぶつかりました。
私たちカウンセラーは基本的に
「カウンセリングを希望する人」を対象に、
カウンセリングを行います。
当たり前の事です!
しかし、「問題意識の無い人」をカウンセリングするならば、
どうなるのか?
カウンセリングに来る人は、
当然「問題意識が有り」
「改善を望む人」が来られます。
その為に、多少の差は有れども
「カウンセリング」対して真摯に向き合おうとされます。
問題点を理解して、
改善を目的としてされて居ますので、
カウンセラーとの間に
「ラポール:信頼関係」が
予め出来上がっている条件で進みます。
でも、「問題意識」があっても、
「私はこのままでイイのだ。弱さは出さない。強く生きるのだ」と、
思われている方には、思うようにいきません。
その方のお陰で、
関わりを持っている人が、
例え苦しんで居ても、
全く意に介しません!
「ラポール:信頼関係」が築けないのです。
色んな方法を駆使して、
気づきを促すのですが
「こころの琴線」を響いて貰う事が出来ませんでした。
響いても直ぐに、抑えられます。
問題点には気づかれて居は居るのですが、
それを認めれば
「今までの自分が崩れる」事を恐れて、
「こころの扉」を頑なに閉じられて居られました。
私の、未熟さを痛感しました。
今まで、改善を望まれて来られる方々に対して、
カウンセリングを行ってきましたので、
「当たり前」が「スタート」になって居ました。
「受容と共感」の原点を
痛感したカウンセリングでした。
カウンセリグ。
クライアントによって、カウンセラーは成長できる!
その通りです。
良い勉強が出来ました。