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TKN心理サロンブログ: 苦・考・選・行

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先日、カウンセリングのシンポジウムに参加してきました。

そこで出た質疑なのですか、

 

 

「うちの子は、部屋が汚い。

片付けが出来ない。

どうすれば出来るようになるのでしょうか?」と

言う質問でした。

 

そしてその回答が、

「今の子供たちは過干渉、

過保護になり過ぎていて、

身動きが出来ない状態になっている。

だから、直ぐに諦めてしまう。

根気がない。」

 

「苦・考・選・行が出来ない環境で育っている。

物事にぶつかり苦しみ、

どうしたら良いか色んな方法を考え、

そしてそこから一番ベストの方法を選び、

実際に行動して解決する。」という回答でした。

 

 

「うん、確かに言える」今の子供たちにはよく言える事だと思いました。

そして同時に、私たちの「悩み」にも言える事です。

日常生活の中で悩み、苦しみは常に付きまといます。

 

その事を先延ばしにしても何の解決にもなりません。

かえってこじれるだけです。

 

悩みは、ある意味の信号です。

問題点に気づき、改善する事を求めている信号です。

 

そんな苦しいのは嫌だから、どの様にすれば改善できるか考えます。

そして、色んな事考えて、選択肢を一杯見つけます。

その選択肢の中から、一番ベストの方法を選び、行動を起こします。

 

その時に、カウンセラーが「答え」を出すと、自分で悩みを解決しようとしなくなります。

 

答えは「自分の中に有ります。」だって「自分で創り出した問題」なのですから!

 

過干渉、過保護は却って、その人の自律の芽を摘む事になります。

自分で悩み苦しみ、考え、答えを選び、実践行動を起こす。

「苦の耐性」をしっかり身につける事が大切ですね。 😳

 

 

 

 

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