TKN心理サロンブログ:ケンカに聴こえたの?
「人生脚本セミナー」の3回目最後の講座で
「再現ドラマ:インナーチャイルドの叫び」を行いました。
このセミナーは、毎年必ず行う講座で、
かなりハード目のセミナーです。
幼い時に、
両親に分かって欲しかったのに、
分かって貰えなく、
グッと飲み込んだ感情を吐き出して貰うセミナーです。
幼さゆえに、
自分の気持ちを旨く伝えられなく、
親の勝手な解釈、
都合、
押しつけ、
(時には親からすれば、子供の為と思って良かれと押しつけている場合)により、
分かって貰えなかった思いが、
悲しみ、苦しみ、淋しさ、そして怒りとなって、
心の中のインナーチャイルドが我慢しています。
それを、トレーナーと共に「再現ドラマ」を展開します。
トレーナーが親役になり、
生徒(幼い子供)の思いをぶつけて貰うのです。
初めは、おとなしく気持ちを伝えていますが、
親の反論に合い、
感情が高ぶり言葉使いが激しくなって来ます。
優しかった言葉使いが、
幼い子供の言葉使いになり、
キツイ言葉が出てきます。
当然、声も大きくなり怒鳴り合いの展開になっていきます。
正しく「エンプティーチェアー」のワークショップです。
処が、私の学校はオフィスビルのひと部屋ですので当然、
両隣りは普通の会社です。
ワークの怒鳴り声を聴いて、
「ケンカが起きている」を勘違いをされたようです。
普段はおとなしい部屋が、
急に女性の癇高い声で言い争っているのですから、
喧嘩をしていると思われても仕方ないかもしれません。
隣の部屋から、
管理人さんの処に連絡が入り、
学校に電話が入ってきました。
「大丈夫ですか?喧嘩をしているのではと、お隣さんが心配しています。」って。
それ程、激しい感情が飛び出してきたのです。
出しきった後、
親役のトレーナーが受け止める事により、
セラピーは終了します。
その後は、スッキリとした感覚に浸る事が出来ます。
普段、こんなに感情が溜まっている事に初めて気づきます。
おとなしい人程、激しい感情が吐き出される事が多いです。
確かに、状況が分からない人からすれば、
「大喧嘩」にしか思えないでしょうね?
事実、親と喧嘩をしていたのですからね!