TKN心理サロンブログ:MKノー≒WKノー
先般、新聞のコラムで「MKノー」という言葉を見ました。
在るコンサルタント会社が、
企業の立て直しの為にプロデュースしている時の事です。
古い体質の企業ほど「MKノー」が現れるそうです。
亡霊の如く!
新しい企画を提案したら必ず、現れるそうです。
「M:そんな事、今まで見た事がない!」
「K:そんな事、聞いた事がない!」
と、叫ぶそうです。
化石化した考えの管理職、役員達の口から!
そして、新しい企画を、次から次へと潰しに掛かるそうです。
結局、変わりたくないようです。
これでは、その企業の立て直しなど出来る筈がありません。
現状のまま、改善が出来る訳ありません。
現状が問題だったからその会社が傾いたのですから。
問題点に直視して、
改善して行かない限り、
変革は産まれません。
痛い思いも時には必要です。
この事は、カウンセリングの世界でも言えます。
カウンセリングの世界では「WKノー」です。
カウンセリングをすすめている時に、
「悩みの核心」に近付くと、
みなさん思考能力が停止します。
そこで、出てくる言葉が、
「W:分かりません。」
「K:怖いです。」と、
この言葉が出てきます。
そして最後に「N:泣く」です。
やはり、こちらも変わる事が怖いのです。
変わりたい。
自分らしく生きたい。
幸せになりたい。と、
みんな願い、頑張っています。
でも、何処かで変わる事の恐怖が、
「WKノー」を言わせるのです。
古いしがらみ。
ひとりになるのではないかへの恐怖が、
変える事を拒みます。
「幽霊(の正体)見たり枯れ尾花」です。
(先日の講座で、この「ことわざ」を使ったら、すべりました!何で?)
幼少期に刷り込まれた
「恐怖:見捨てられる恐怖」に、
縛り付けられているだけです。
拘りです。
現実は、
もう私たちは成人して、
社会人として生きて居ます。
過去の事に脅えて生きる必要は、もうないのです。
ほんの、チョットした勇気です!(何処かで聞いた事のある、セリフですね!)
一歩、前へ足を踏み出しませんか!
「WKノー」から、バイバイする勇気を持って!