TKN心理サロンブログ:プロの技
スプリングコートを買いました。
どうもスプリングコートには縁がなく、
春先だけのコートなので購入するタイミングを逃して居ました。
この、ひと月さえ誤魔化せば乗り切れる乗り切れる処が、在りましたから。
昨日、女房と一緒にデパートへ買いに行い来ました。
ただ、私の年齢からすると選択肢が限られて仕舞い、
選びようもないのですが、
一つの店に入りました。
「バーバリー」です。
そこの男性店員さんが素晴らしかったです。
私より年上ですが凄腕です。
私を見るなり、
サイズを見抜き、
コートの下に着せるジャケットを選び、
コートを着せました。
ボタンを留め、
ベルトを締めました。
ピシッと決まりました。
見事な着こなし方です。
思わず「ほぉ~!」と納得してしまいました。
これぞ、このコートの着こなし方だ!と
納得させられました。
私までが別人に見えました。
鏡に映っている姿の自分に成りたいと思いました。
ただ、直ぐには決定せずに、他の店とコートと比較する事に。
そこの男性店員さんが、
やはり同じような手順でジャケット、コートを着せてくれました。
そこに映っている「私」は、
貧弱な年老いた「おっちゃん」でした。
コートが悪い訳ではありません。
良いコートです。
着こなし方でした。
何時もならば、直ぐに決めて購入するのですが、
何故か二人とも悩みました。
選べない特別の理由が在る訳でもありません。
その代わり、どうしても必要だからという思いも有りましたので、決めれなかったのです。
二人で、一旦は諦めたのですが、
あのバーバリーの男性が忘れられないのです。
商品に誇りを持ち、
自信を持って最高の着こなしを魅せた、
あの男性が脳裏から離れないのです。
どうせ買うならば、彼から買いたい。
もう一度店に行って、彼が居れば買う。
居なければ買わない。
これぞ「プロの技」でした。
お陰でブランド価値も上がりました。
因みに、私が何時も買っていた「D」メーカの店員さんは、
軽く感じられ今まで好きで買っていたブランドなのに、
急にランク落ちの安物を着ている感じまでしました。
プロの技の凄さを実感させられました。
結局、店に戻りもう一度試着して、購入しました。
コートの扱い方、着こなしの仕方など、色んな事の話も聞きながら!
ここで問題です。
果たして私が、旨く着こなしが出来るか?
おおいに問題です。
鏡に映った、自分のようになれるか?
これからの私次第ですよね。
ダンディーになれるかな?