心理カウンセラースタッフ日記:どこに相談に行きますか
昨日は卒業生の勉強会でした。
勉強会の前に先生も交えて面白かった話が、「悩みを相談する場所の区分けが定まってない」ことでした。
何かあったとき、相談するのってどこにいく?
【相談する場所】
A:友達・学校の先生・同僚など
B:病院(心療内科・精神科など)
C:カウンセリングルーム
大まかに3つに分けられるな~と。
そして、ご本人のタイプにも分けられます。
【タイプ】
①自分を持てて、自律できている人
②日常生活のこと(恋愛・人間関係)で悩んでいる人
③日常生活のこと(恋愛・人間関係)で悩んでいるが相談する相手がいない
④悩みの対象が、友人や先生や会社の同僚で、相談できない
⑤薬の投与が必要な人
②の人が多いと思うのですが、そういう方はどこに相談するか?
A(友人・先生・同僚)が多いのではないでしょうか。
③④の人は、どこに相談するか?と話していて、多分どこにも相談できなくて一人で悩まれているか、
行動起こすなら、B(病院)ではないかと(一般的に知られているから)。
でも実は、区分け的には、②~④の人は、C(カウンセリングルーム)が該当します。
日常生活の範囲内の悩みの相談は、病院にいかなくても大丈夫な場合が多いのですが、
カウンセリングの認知度のため、病院にまで行ってしまうケースが多いそうなのです。
Bの病院へは、⑤のお薬の投与が必要な方です。これも嫌とか恥ずかしいと思わず、治すために堂々と行って、治療に専念されるべきだと思います。
A(友人・先生・同僚)に相談というのは、タイプでいうと
①自分を持てて、自律できている人
このタイプで、自分のことがよく分かっていて、悩みに発展する前に済ませることができる人が有効な相談場所なのだそうです。
気持ちを話してスッキリする分には②の人もとても有効で必要なのですが、本来の悩みを解決する意味では
前段階としてCのカウンセリングルームを経験する必要があるということです。
(自律ができているかどうかの自己判断が必要になってきますね!)
意外と、合ったところに相談していなくて、悪循環になってるケースも多いのかもしれません。
喉が痛いという症状でも、内科にいくべきか咽喉科にいくべきか、その他の病院か素人ではわからないことがあります。
心のことも、そんな総合案内所みたいなのがあったらいいのに~と、妄想していました。
相談をする選択肢の中に、早く心理カウンセリングルームが世の中に浸透していってくれるのを望みます。
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