TKN心理サロンブログ:不満買取センター
世の中に「不満買取センター」という会社が在るそうです。
お客様のクレームを買い取る会社だそうです。
一件10円で50件まとめて抽選で買い取ってくれるそうです。
そのクレームを企業に販売をするようです。
企業はそのクレームから、
「新しい商品開発」「接客の改善」などに役立てるそうです。
また、お客さんのクレームに対し真摯に対応すると、
そのお客さんは企業のファンになるようです。
クレームを付ける人は、
自分の思い通りにならない不平不満を、
企業の商品や接客に対し、
在る事無い事に文句を付ける、
悪いイメージが着きますが、
違う目で見ると、
商品や店の問題点を教えてくれる、
貴重な存在でもあります。
不満を抱えたお客さんで、
直接行動に起こしクレームを付ける人は、
約5%程だけらしいです。
残りの95%は、
何も言わない「沈黙のクレーマー」だそうです。
此方は、何も言わないので問題点き気付く事が、難しいです。
でも「ものを言うクレーマー」は、
企業側に色々な事を教えてくれる、
有り難いお客さんでも在るのです。
学校を開校して、
インターネットが普及し始めた頃、
大手のカウンセリング学校がNetに悪口を書き込まれていました。
当初は、
「在る意味で良いな!悪口を書き込まれるだけ、有名なのだから。
私の学校など小さすぎて、
悪口を書かれる程、
興味も持って貰えない。」を変な羨ましがっていました。
でもいつの間にやら、
私の学校もクレームを書き込まれるようになりました。
当初は、とても嫌でした。
評判を下げられる。
誤解される。
受講生の皆さん全員にカウンセリングが伝わるようにしているのに、
何故クレームを言われるのかと、
時には腹立たしく思う時も有りました。
でも大きな勘違いでした。
このクレームがあるので、
私の至らない処を教えて貰えたのです。
皆さんに受講して良かったと、喜んで貰える様に頑張ってきたつもりですが、
私の至らないせい却って「いやな思い」をお掛けしてた訳です。
クレームにより、
その事に気づかせて貰えた貴重な「宝」なのです。
有り難いことです。
クレームが無ければ気付かずに、
もっと驕っていた事でしょう。
これからも、
クレームに対し、
真摯に耳を傾け、
改善に向けたいと思います。
クレームに感謝です!