TKN心理サロンブログ:自己主張の難しさ!
昨日まで「自己主張セミナー」を行っていました。
受講生の皆さんは、
優しく、
「相手を傷つけるよりは自分を傷つける方」が良いと考える程、
良い人ばかりです。
おかげで「自己主張」が上手く出来ません。
自分の分かって欲しい気持ちを訴えると、
相手が嫌な思いをする。
傷つく。
イコール自分が悪い子になる、という思いが在るので
自分の気持ちを、押し殺しています。
抑え込んでいる感情、
呑みこんでしまっている思いを相手に伝えるようになって貰うセミナーでした。
通常講座の中で学んでいただいた
「アクティブリスニング:聴き方訓練」
「I・メッセージ:話し方訓練」
「勝負なし法」等を使い、
相手に、自分の困っている事、
分かって欲しい気持ちを伝えて貰うワークをしまいした。
特に「勝負なし法:Win≒Win」を中心に!
以前にこのセミナーを行った時は、
「自己主張したい事が分からない。
何が困っているか分からない」結果が浮き彫りになってしまい、
自分の問題点に気づいて貰うのに、多くの時間を取ってしまいました。
今回はその轍を踏まないようにするために、例題を多く出し、
「受動的な自己主張」
「攻撃的な自己主張」
「アサ―ティブな自己主張」で
伝えるとしたらどの様に表現して伝えますか?
特に、自分ならばどの様な伝え方をしますか?
として、自己主張をして貰いました。
すると、意外な事が判明しました。
何時も自分を殺して、
相手に合わせて対応していた生徒達が
「受動的な自己主張」をせずに
「攻撃的な自己主張」をしているのです。
結局、此方が本音だったようです。
コミュニケーションをしている時、
相手に合わせて「受動的な自己主張」をしているメッセージを送りながら、
心の中の本音は
「私の事を分かれ!分からない人は悪い人!だから嫌い。」と、
叫んでいるようですね。 👿
それも厄介な事に
「自分が何を困っていて、
分かって欲しい事に、
気付いていない。
分かっていない。」事です。 😯
結局、
「攻撃的な自己主張」を「従順な振り」をして、
繰り返しています。
喧嘩を売っているようなものです。
中には、かわいい顔をして、
何でも「Yes。ですよ」と相手の言う事に逆らわず、
合わせていながら!
「アサ―ティブな自己主張」は「Win≒Win」です。
自分の困っている問題点をしっかりと伝え、
相手の意見も聴き、
問題解決の意見を伝えあい、
妥協しあうのではなく、お互いが納得できるプランを作り、
実行し、再び検討修正する。そして、良いものを創る上げて行く作業です。
日々、自分の困っている気持ちを聴き、表現する練習から必要ですね。
歩みはノロイかも知れませんが、少しづつ訓練が必要ですね。