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心理カウンセラースタッフ日記:卒業生の勉強会にて
2014.08.29
今週は、卒業生が参加する勉強会がありました。
先月衝撃的だった、「長崎佐世保女生徒殺人」の加害者心理についてがテーマでの話し合いでした。
私の考える女生徒の心理状況以外にも、参加者のみなさんの意見を聞くことができ、とても勉強になりました。
私たちは報道の中のことでしか女生徒の事を知り得ることができませんが、色々調べていて、
世間の方々も親子関係からの問題点として今回のことに着目されていることが、とても興味深かったです。
勉強会では、加害者生徒の主訴(分かってほしい思い)は何か?も話し合いましたが、
参加者それぞれの意見は、自分に当てはまることを言ってるな、と感じました。(もちろん、私も)
思春期の時に、親に分かってほしくて乗り越えられてない言葉を言っていたように思います。
おそらく、その言葉は、加害者生徒の声にも当てはまると思います。
先生の言葉の中で、「思春期の時の叫びをどのように出すかは、形は変わってくる」
と、言われたのが今回のテーマにつながると思いました。
叫びを言うことができない人もいるだろうし、親に反抗する、窓ガラスを割る・・・など色んな形があります。
その中の、最悪のパターンの一つにになってしまったのではないか、と感じました。
思春期を乗り越えるのは、誰しも通る道なので、きちんと受け止めることのできる親の必要性を改めて思いました。
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