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心理カウンセラースタッフ日記:箱庭を久しぶりに置きました。

今週の箱庭療法の講座は、久しぶりに私がクライアントとして箱庭を置きました。

自分で「嫌だな~」と思っている自分の性格が出ました。

箱庭を置いて、色々カウンセリングをしてもらっている間に問題点が出てきて、自分で「私って、こんなところがあるよね」としゃべっていました。

カウンセラーは「クライアントの鏡」ですから、トレーナー・先生ともに私の言った、その欠点を返してくれます。

 

正直、返された直後は「嫌なこと言われちゃった~~~」とショックでした(先に自分で言ったくせに・・・)が、後でジワジワと心の中とスッキリしてくるのを感じてきました。

おなかの中でモヤモヤしていたのが、スッキリしています。そこで初めて、「私、こだわってたんだな」と気づきました。

 

後でトレーナーと、「自分が認めたくなかったり、秘めていることを話して、カウンセラー(ここでは先生)に何も言われなかったことや、『そんなあなたがいる』と一緒に確認したり分かち合ってくれることで、ホッとできた。今までは誰にも言えなかったことが、人に言えるようになってきた」と、自分たちの経験談を話し合っていました。

 

クライアントが、「話してもいいな」と思うには本人の準備が必要ですが、そう思えるまでの経緯作りや、良いタイミングで共感できることはカウンセラーの仕事だと思います。

それとカウンセラーには、嫌なことでも返す勇気が必要だな、と感じました。(良いカウンセラーは「肯定も否定もしない」というスタンスですので、「嫌なこと」と感じていないのでしょう・・・)

 

問題点を返すことは、なんとなく、弱い者いじめをしているような感じに陥ってしまいます。「そんなことないよ」と言う方が良さそうな気がするけど、本当は逆で、それを含めて共感して受け入れることがカウンセラーの役目です。問題点=駄目な所ではないのです。

 

今回箱庭を置いて改めて実感しました。

I'm not   OK.の一つが、I’m OK.になった実感がこれかな?と思いました。これからは、その問題点に直視出来るような気になってきます。

まずは、I'm not   OK.の存在を受け入れた時の感覚をつかむことが大切ですね。私は、心が本当に受け入れた時の感覚は「スッキリ感」でした。このスッキリ感がない時は、頭では分かっていても納得していない。

その時はやはり、一人でなく、誰かが一緒に確認してくれることが重要だなと感じました。

 

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