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TKN心理サロンブログ:とうとのひとりごと「顔を覚える」

「顔を覚える」と言うのは、議員にとっては最低限の資質と聴いた事が有ります。

出会った人総てが、「一票」に繋がりますので、一度会えば、覚えていなければ、いけにそうです。

元総理大臣:田中角栄氏の覚え方は、ピカイチです。

名前も顔も覚えていない人(当たり前ですけれどね)に再会した時、彼は

「う~ん名前が思い出せない!君の名前は何だったけ!」

「吉田です。」

「違う違う、下の名前だよ!吉田君は分かっている。」

「はい、吉田一郎です。」

「そう。吉田一郎君だよ!」

これで、バッチしこの人の心を掴みました。流石です!

 

週の初めに散髪に行きました。2週間にいっぺんの!

私の住んでいる地域には「散髪屋さん」が一軒もありません。

そのために大衆理髪店「関西理容」に行きます。

早くて安い処が、売りのひとつですので、回転を重視します。

一般の散髪屋さんならば、何回か行けば常連となり、

黙って座って「いつも通りでいいですか?」と聴かれ、「はい」で進みます。

世間話をしながら!

でもここでは、毎回カットをしてくれる人が変わるので、毎回指示を出さなければいけません。

数をこなさなければなりませんので、当たり前です。

いちいち、前回担当したお客さんの事を覚えている訳が有りませえん。が、普通です。

私はこの店に10年以上通っています。

それも、二週間に一回!

でも、顔を覚えて貰えません!

チーフと、もう一人とは、世間話もしますし、カット中に挨拶にも来てくれます。

この二人に、カットをして貰うと済んだ後、気持ちがいいのです。

「顔を覚えて貰っている」と言う、気持ち良さが、仕上がりにまで影響するのでしょうね。

客商売では、「お客さんの顔を覚える」、絶対にプラスになります。

「自分の客を持つ」事になります。

 

スタッフからも時々言われる事が有ります。生徒さんからも。

「先生は何故、生徒さんの名前と顔を、何時までも覚えているのですか?どうすれば覚えられるのですか?」と。

特別、私が記憶力がよい訳では有りません。よく忘れますから!

でも、生徒さんの気持ちになれば

「私の顔と、名前を覚えて貰っている」と言う思いは、安心感に繋がります。

名前と顔を覚えて貰っている。と言う事は、

其処に「自分の居場所:存在感」を実感できます。

クライアントは、自分の居場所を捜し求めています。

100%とはいきませんが出来るだけ、心の中に留めておこうとしています。

 

私は「心の居場所創り」を目指しています。

そのお陰で、自然と覚えるようになったのでしょうね!

 ええかっこ言えば「プロ」ですから!

 

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