TKN心理サロンブログ:とうとのひとりごと「恥をかこう!ナンボのもの」
いったい私って「ナンボのもの」(大阪弁丸出しです!)
普通でしたら、私の価値はどれ程のもの?
売るとしたら売値は?
と、問いかければ高値を付ければいいのですが、今回はちょっと違います。
私自身への評価です。それも他者評価による自分への評価:値打ちです。
対人関係に於いて、良い人で居たい。
真面目
誠実
おおらか
優しい等、相手から好かれる人になろうとしています。
おかげで、前回のブログでも出てきました「相手から見て、良い人の着ぐるみ」をかぶり、成りきって居ます。
時には、「プライド」という名前に変えて。
本当の自分で居れば、肩ひじ張らずに楽に生きれるのに!
先日、女房との会話の中で、次女の話が出てきました。
次女にとって、中学・高校を通して一番、楽に居てれるらしいです。(中学時代に、他人関係で苦しみましたから)
自分を作らなくて、良いからです。
私のゲノムの影響か、人からの評価は
・良い人
・人の面倒をよく見てくれる
・しっかりとしている
・真面目・頼りになる
・約束は守る
・嘘をつかない
・頼めば嫌とは言わない・・・・等など。
いわゆる、「良い人の典型版」です。言いかえれば「アホ」(これも大阪弁です)です。
処がある日、ラジオ体操を間違ったのか、覚えていなかったのかは分かりませんが、とんちんかんなラジオ体操をしたそうです。
これにより、友達たちの評価一変しました。
「普通の子」になり、友達からは助けて貰える存在になりました。
今まで、当たり前の如く頼まれていた事が、
「○○さんはいいわよ。私がするから」
重い物を持ったら「○○さんは持たなくて良いよ。私が持つから」等、変わってきたそうです。
・しっかりしていない
・構われる存在
・私達と一緒・・・等と変わりました。
おかげ、もう作る必要が無くなりました。
ラジオ体操で、ドジって恥をかいたからです。
「素のままの私」で居てもよい事になったのです。
作らなくて、演じなくてよくなりました。
私も経験が有ります。
「ええかっこ(大阪弁)」ばかりしていました。相手から良い人に思われる為に!横井家のアホなプライドです(ほんとアホです)
ある時、女房の前で大泣きをしました。
総てのものをかなぐり捨てて!もう、一杯いっぱいだったのです。横井家のしがらみで!
一番、女房には弱みを見せたくないとの思いが有りましたが、限界を超えてしまったのです。
洗いざらい、弱みをさらけ出しました。
その時、女房はただじっと聴いてくれました。(本当の受容と共感ですね)
出し切った後は、まるで憑きものが落ちたの如く、スッキリとしていました。
この体感が有るからこそ、今は生徒さんたちの前でも弱みをさらけ出せます。泣きもできます。恥ずかしくありません。
「I'm not OK」の部分を吐き出す事が出来たお陰で、
「恥」でなくなりました。勝手に他者評価で嘘をついていた「着ぐるみ」を脱ぐ事が出来ました。
自分自身を
「肯定もせず否定もしない」
「ありのままの私で居る」
皆さんも「恥」をかきませんか?楽ですよ!
「いったい、おまえはナンボのもんじゃい!ええかっこすな!」
素敵な、大阪弁です。
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