TKN心理サロンブログ:とうとのひとりごと「投票率:与えられた権利」
今晩から、この冬一番の寒気が襲ってくるようですね!
寒いではなく、冷たいを通り越した「痛い」寒さですね。
衆議院選挙も終わり、大方の予想通りの結果に終わりましね。
その影響か「投票率」が戦後最低を記録してようですね。
昨日もニュースやワイドショーなどで、特に若者たちの投票率がわる事を取り上げていました。
改善する選択肢として、政策の違いを鮮明にとか、投票をしたくなるような選択しを出すとか言われていました。
又、選挙の結果
「5割の投票率に対して4割の得票を得たという事は、国民全体の支持は2割程しかない事を示す。」と、言われもします。
でも、講座中に生徒さん達には伝えます。
「NOと意思表示しなければ、それはYesになります。」
何も意思表示をしない事は、結果は認めた事になります。
「投票棄権」「白票」は意思表示をしないのですから、文句が無いという事に置き換えられます。
結果、5割の人が棄権をしたのですから「7割」の支持を得た事になりますね!ちょっと強引ですが!
確かに、選挙離れは大きな問題です。
でも、このような解説を聴いていて、どこか違和感を覚えました。
「選挙に興味を持てるように、訴えないと投票をしないのか?」という違和感です。
興味の湧く政策や選択肢を「与えて貰うわないと投票しない」のかと!
与えて貰えないと、何も反応、行動を起こせないのか?
どこか「受動的」です。
逆の考え方も有るのではないかと思いました。
「一票」を投票する事により「政治」を変える、考え方は出来なのでしょうか?
自分が行動を起こす事により、結果を変える。「能動的」に見る事は出来ないでしょうか?
「一票では、何も変えられないから、投票しない」ではなく
「一票を入れる事により、変える」と言う行動が必要かと思います。
カウンセリングの世界でも言えます。
悩んでいて苦しい。
だから、私が楽になれる様に、答えを教えて、私を変えて!
私が楽になるように、貴方が変って!と叫んでいても、何も変わりません。
受動的に、相手が変わる事を待っていても、何も変わりません。
それよりも、能動的に自分自身が変わる事により、相手に対する行動を変えませんか?
自分の行動が変われば、相手の反応が変わります。
結果、相手も変わりました。
先ずは、自分から行動を起こす事です。その権利を私達は持っています。
権利には責任が付いてきます。
自分の行った行動に責任を持つ事が大切です。
対人関係も、受動的ばかりにならないで、時には責任有る能動的な態度をとりませんか?
ちょっとは、世界観が変わるかもね!