TKN心理サロンブログ:与えられた権利「苦の耐性」
フランス連続テロ事件に対して、フランスで370万人もの人々が、犠牲者を悼む大行進が行われました。
いろんな国の首脳クラスも、行進に加わって「テロに屈しない!言論の自由」を訴える、ニュースが流れています。
でも、日本では考えられない行動です。
これ程までの民衆が行動を起こす事は、聴いた事が有りません。
国民性もあるでしょうが、これ程まで「自由」に対して反応が違うのは!
私の勝手な考え方ですが、
ヨーロッパや諸外国は「勝ち取った自由。権利。民主主義」が有る気がします。
フランスで言えば、「フランス革命」により、民衆が「自由」を勝ち取りました。
しかし、勝ち取るために、どれだけの尊い命が犠牲になったでしょうか?
多くの犠牲の上に、権力から「勝ち取った」思いが強いからこそ、
その自由を侵すものに対して、強い憤りが湧いてくるのかもしれません。
日本も昔は、権力者に支配され「自由・権利」はありませんでした。
しかし戦争に負けた事により「自由・権利・民主主義」を与えられた、処が有ります。
もしかしたら、「与えられ民主主義」故に、思い入れも弱いのかもしれません。
どこかで、「自由は当たり前」という、安易な考え方が有るからこそかもしれません。
自分たちの力で勝ち取ったものだからこそ、価値が有ると思います。
悩みの世界でも同じです。
悩み苦しんでいる時は、「謎が解け、悩みから解放される」事を望みます。誰しもが!
でも、その時に誰かに対処法の答えを貰い、悩みから解放されれば、楽になります。
そして、それ以上苦しい事に関わらないようにします。
根本的な原因に蓋をして。
でも、やがて再び「悩み」が再発します。
そして又、人に答えを求めます。
繰り返し繰り返し!
それよりも、
たとえ苦しくても問題点に立ち向かい、
自分の力で謎を解き、
悩みから解き放たれたらば、「自由」になれます。
自分で、勝ち取った「自由」です。
自分で勝ち取った自由であるからこそ、
その自由を侵すものに対し、戦います。
自由を守るために!
悩みから解放ざれ、自由を手に入れるための
産みの苦しみ
「苦の耐性」が必要です。
勝ち取った「自分らしさ」を手に入れ、誇りにしませんか!
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