TKN心理サロンブログ:とうとのひとりごと 褒める&認める
「褒める」と「認める」
これは、とても大切な事です。
子育てに於いても、職場、学校等対人関係の場では、重要な事です。
昨日、関西放送のTV番組「よーいドン」の「となりの人間国宝さん」を観ている時でした。
家族も持ち、店も構え、立派に人生を歩まれている男性が、
「父親に褒めて貰えなかった!」
「父親を越えたかった!」と言っていました。
重要なテーマです。
講座の中でも生徒さんに聴く事が有ります。
「親御さんに褒めて貰った事が有りますか?」と。
この時、返ってくる言葉は、
「褒めて貰った記憶が無い」です。
これでは、自分の事を好きになれません。
自信を持てません。
幼い時、私達は色んな事にチャレンジします。
上手くいく時も有れば、失敗する時も有ります。
そんな時に、親御さんから
成功したら、褒めて貰い。
失敗しても、
チャレンジした事を認めて貰い
一緒に問題点を見つけ、どの様に遣れば成功するかを考え、
再チャレンジして、
「失敗体験」から「成功体験」に導き、
「やれば出来るんだ」という、自信に繋げます。
「承認欲求」「賞賛欲求」を十分に貰って、育ったか!
当然、親御さんは子供に対して褒めて居ますし、認めてもいます。
ただし、親が望む「承認欲求」「賞賛欲求」では無く、
子供が望む「承認欲求」「賞賛欲求」である事が、大切です。
その結果、
自分自身の事が、好きになり、自信を持てます。
「苦の耐性」も付き、
苦しい時、辛い時、悲しい時にも、しっかり耐えて、乗り越える力になります。
後もうちょっと頑張れば乗り切れる力にもなります。
大人になった時、社会に出た時にも、重要な力になります。
番組を観ながら、女房と話をしていました。
「おれたち、子供たちに対して褒めていたかな?」
「認めてはいたけれど、子供が求めている事に対して、褒めていたかなぁ?」
「無条件に、時には大げさに、褒めていなかったのでは?」
反省です。
今からでも、しっかりと認め、褒めていきます。
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