TKN心理サロンブログ:とうとのひとりごと 「嫌いと苦手」思い込み
対人感情と対人行動のからくりの中で
「嫌い」と「苦手」の違いが有ります。
「嫌い」は、
幼い時に、親から刷り込まれた「嫌い」がベースになります。
子供は、真っ白で産まれてきます。
好き嫌いはありません。
親の反応を観ています。
親が嫌いなものは、子供にとっても嫌いなのです。
そして強化として、
褒めてくれる人
受け止めてくれる人
優しい人などが、
「好きな人」として基準が作られます。
「嫌い」はこの逆です。
確かに、経験した事により「嫌いな人」を蓄積し強化ていきます。
恐怖を伴って!
永続的な感覚として、私達は持っています。
でも、「苦手」はちょっと違います。
感覚で決めています。
嫌いな人の感覚で、相手の人を決め付けています。
思い込みで!
苦手な人を思い出してみてください。
自分の中の嫌いな人と、比べていませんか?
まだ、話もしていないし、一緒に何か仕事をしたり、遊びに行ったりして居ないのに、
「苦手な人」として、リストアップして居ませんか?
その人が、自分にとって嫌いな人か、どうか分かって居ない内から!
関わってみたら案外、良い人かもしれないのに?
苦手な人と、思い込んでいるだけかもしれません。
嫌いな人のイメージ強すぎて居ませんか?
嫌いな人が多い人ほど、苦手な人も多く居ます。
苦手な人に関わってみませんか?
それから苦手と決めるのも、良いんじゃないでしょうか?
先ずは、挨拶から
「おはようございます」からでしたら、自分自身の負担≒恐怖も少なく済みます。
苦手な人が、返事を返さなくても構わないじゃないですか?その人の価値観なのですから。
もし返事が却ってきたら、チョット気分が良くなりますよ。
苦手意識も変わってきます!
自分の中で、勝手に作り上げた「苦手な人」
こんな空想の産物なんかに、振り回されないようにしましょ!
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