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TKNブログ: 第2の「子供達からの挑戦状」少年A:絶歌

20年前に起きた「神戸連続殺人事件」の加害者が手記を出版しました。

「絶歌」をまだ、私は読んでいません。

読んでいいものか、よくないものか?

判断が付きませんでした。

というのも

この事件の「供実調書」を読んでいるからです。

雑誌に掲載された記事のコピーを、

生徒さんが持って来てくれました。

調書上の動機、経緯、心情を読んで、ショックを受け重たい気分になりました。

その経験がありますので、読むか読まないか迷いました。

 

本屋さんに無くスグには手に入らない状況ですが。

読みます。

 

遺族の方々の心情を考えれば、こんな手記は出版すべきではありません。

出版前に、出版する主旨と目的をしっかりと伝えて了承を得てから、世に出すべきだと思います。

 

ここからは、私の個人的な考え方です。

否定される方も居られるかとは思いますが、

此れからのためにも、必要だと考えます。

 

何故に、あの様な非惨な事件を起こしたのか?

子供は、真っ白で産まれてきます。

何も好き好んで、犯罪を起こす訳ではありません。

起こすような事が、重なった結果、最悪の事態になった訳です。

その謎に解答を出し「特殊例」の如く結論付けて良いのか?疑問です。

 

普通は、色々な事が起きても、事件は起こしません。

その都度その都度、ケアをされているからです。

でもそのケアが、中途半端だったり、全くされずに、無視されて居れば、

「負のエネルギー」が蓄積され、やがて大爆発を起こします。

 

爆発の芽を摘むためにも、

この手記は、重要だと思います。

この手記の中に秘められている可能性があるならば!

いや、絶対に在る筈です。

他の人が修正を加えてない限り。

「少年A」の真実の叫びならば!

私達は、何としてでも、その叫びを聴き

謎を解かなければならないと、考えています。

 

そういった意味では、この手記は

私達への「子供達からの挑戦状」だと思います。

 

「この叫びを聴いてくれ。

この思いを聴いてくれ。

昔の俺が分かって欲しかった事を。

俺を何故、止めてくれなかったのか!」と、叫んでいるかもしれません。

 

20年前に事件が起きた時に、この叫びを聴かずに、先送りしてしまった結果、

第2、第3の「酒鬼薔薇聖斗」を、産みだしてしまいました。

佐賀、名古屋、横浜・・・・・の事件が、物語っています。

 

誠に、ご遺族の方々には辛い思いを、再度味わうことになり遺憾であります。

 

でも、もう二度と同じ事が繰り返され無いようにする為にも、

今回の手記を皆が読んで、考えるべき課題だと思います。

 

私も熟読して、受講生に伝えます。

 

 お地蔵さんのお顔

 

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