

TKNブログ:バンクーバーからの贈り物
昨年4月に私共の生徒さんが、
カナダ:バンクーバーに「ワーキングホリデイ」で
1年間の語学留学に行っている紹介をしました。
彼女がこの春、1年ぶりに帰国をしました。
無事に務まるのか、心配でした。
自分に全く自信が持てず、
何をするにも、ビクビクして
人に振り回されてばかりしていた彼女でしたので、
本当に勇気ある決断でした。
先日、学校に遊びに来てくれました。
「バンクーバーに行って、何か成長が出来たのかなぁ?
何にも変わっていない気がする。
行く前と、同じ気がする。」と、訴えていました。
でも、バンクーバーでの色んな話を聴きながら、
その成果に対して、こんな事が出来たじゃないか等と、話していると
「先生の言っている意味がよく分かる」
この言葉が、連発されます。
留学する前とあまり変わらない事を、私は言っています。
なのに、彼女は意味がよく分かると言います。
これは、彼女が成長した証です。
バンクーバーの地で、ひとり奮闘した成果です。
アルバイト先を決めるのも、
下宿先を決めるのも、
食事、遊び、人との付き合い等、
何を決めるにも、
自分の自己責任で
決断を下し
実行し、
成果を上げ、
その結果に責任を取る!
この事を、実行してきたからです。
日本に居る時は、
相手の人に嫌われたくない「傷付きたくない病」でした。
その為には、自分の思考能力を極力、低下させることが一番なのです。
自分の考えを持たない≒相手に逆らわない≒考えない。
これが、彼女の「傷つかない」為の方程式でした。
でも、今はもう違います。
自分で考え、決断を下し、行動を起こし、成果を出し、責任を取る事が、
当たり前の如く、自然に捉える事が出来るようになりました。
素晴らしい事です。
百獣の王:ライオンは「我が子を戦塵の谷に落とし、そこから這い上がって来た子を我が子とする」
の諺の如く、時にはこの厳しさが、
「自律への道」でも在りますね。
嬉しい「バンクーバーからの便り」でした。
カウンセリング:カウンセラー体験講座への申込みはこちらから!