所長のカウンセリングアドバイス:図と地
先週木曜日の夜、次女が「休み迄まだ2日間も在る!」と嘆いていました。
でも私は娘に対して「もう2日間しか無いやないか!」と言いました。
「図と地」
これは「ゲシュタルト療法」の講座の時に説明しています。
この絵は何に見えますか?
「ルビンの杯」という隠し絵です。
白の世界を観ると「杯」、黒の世界を観ると「向き合った人の顔」
これが同時に観えるならば「神経症」ですよ。
「図と地」の解釈でいくと
黒を「地」と観れば形にならなくて、白の世界が「図」となる。逆も同じです。
もっと、分かりやすく伝えると
ジュースがコップ半分あります。
この状態を皆さんは、どの様に思いますか?
「ジュースが、もう半分しか無いから悲しい!」と、思うのか
「ジュースが、まだ半分有るから嬉しい!」と、思うのかによって、意味合いが変わりますね。
現実は同じなのに、捉え方一つで意味が変わり、気持ちが変わります。
低金利になり、100万円預けても利息が1年で10円(利息に掛かる税金を除けば8円です)だそうです。
10円しかないと嘆くのと、
10円も有るよ。0円よりイイじゃないか!と思うのと、どっちがいいですか?
面白いものです。
ゲシュタルト療法の面白い処です。
人は囚われの生物です。
ひとつの見方をすれば、中々違う見方が出来ないものです。
ひとつの現実を、「不幸せ」と思えば、不幸にしかなりません。
でも、その現実を「幸せ」と思えば、幸せなのです。
同じ、現実ならば「ポジティブ」に捉えませんか!
先程の次女の話です。
「休み迄まだ2日間も在る!」と、捉えるか、
それとも「もう2日間しか無いやないか!」と、捉えるか!
皆さんは、どちらを捉えますか!
当サロンでは、心理学を難しく学ぶのではなく、
このように、身近な事に結び付けて
日常生活に応用できるカウンセリングの勉強をして頂いています。
カウンセリング:カウンセラー体験講座への申込みはこちらから!