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心理カウンセラースタッフ日記 : 保活の葛藤
2016.03.13
保育園落選の匿名ブログが話題になり、今や待機児童が大きな問題となっています。 自治体によってバラツキがあるため、全く問題なく保育園選びができる人もいれば、13希望まで書いても入れないという人もおり、今や妊娠中からの保活(中には妊活中からという人も)が当たり前となっているようです。 私も、産後は双子育児で余裕がないと思われるため、出産前に保育所の見学に行って来ました。 まだ産まれていないのにとか、無事に産まれてもいつ仕事に復帰出来るかも分からないのにとも思いますが、既に子供を産んで仕事をしている友達の話を聞くと、保育園に入れるなら早い方がいいとのアドバイスが多数… カウンセリングの勉強をしている事もあり、出来る事なら3歳ぐらいまでは仕事をせずに子育てに専念したいのが本音ですが、子供は出来ても1人かな?と思っていたのがありがたい事にライフプランが変わったため、経済的にはやはり共働きをせざるを得ず、子供がまだ産まれていないのに復職のタイミングを悩んでしまいます。 流産や早産などの不安を乗り越え無事に出産し、可愛い我が子の成長を毎日そばで見守りたい気持ちを抑えて保育園の申込をしているのに、いざ働こうと思った時に保育園が空いてない、会社には復職の希望を出しているから預け先を何としてでも探さないといけない、預け先がなくて育休を延長出来ればいいですが、そうでなければ仕事を退職せざるを得ません。 皆さんが必死になるのも理解出来ます。 そして、いざ保育園に入れる事になっても、仕事との両立がうまくいくか、急に熱が出たらどうしよう、子供に悲しい思いをさせていないか、など働くママの悩みは尽きない事と思います。 こんな小さい時から預けてかわいそう…などの身内からの声に胸を痛める方も多いでしょう。 ひと昔前、私の兄の子供の頃は叔父や叔母がたくさん面倒を見てくれたらしく、私の母は自分であんまり面倒を見ていないと言っていました。 私が赤ちゃんの頃は父の海外赴任中だった事もあり孤独な子育てだったようで、日本に帰ってからも専業主婦でいつもそばにはいましたが、私が思うように接してくれていたかというと…? そう思うと、いつもそばにいるからと言って満足な子育てができるとも限らないし、昔は親戚が面倒を見てくれていたのを、保育園の保母さんが代わりに一緒に子育てをしてくれていると思うと、罪悪感も少なくなるのではないでしょうか? これから子育てをしていく上で、その都度いろんな葛藤が出てくるのだろうなと思います。 母親としての経験がないので、葛藤があって当たり前、そう思って子供達と向き合っていきたいと思います! ~カウンセリング・心理学を学ぶなら、TKN心理サロンへ~