所長のカウンセリングアドバイス:誰に好かれたいの?
「誰に好かれたいのですか?」
ある時受講生からこんな言葉が返ってきました。
「私は今の私が十分好きだし、
今の私を好きだと言ってくれる人達に悪いので、
私にはカウンセリングは必要が無いと思います」
何か違和感を感じました。
「私は今の私が十分好きです。」
とても、素敵な思いです。
自分の事を好きと言える事は、素晴らしい事です。
なかなか、この言葉を言える方は少ないものです。
楽しいく過ごしている時は、この思いが溢れて包まれていますが
悩みが発生した時点で、見事に崩壊します。
「私の事を好きになれない」って。
ですから、この言葉が発信できる事はとても良いポジションですね。
とても、嬉しい思いです。
ただ、その後の言葉が引っ掛かります。
「今の私を好きだと言ってくれる人達に悪いので」
この受講生は、自分の気持ちに嘘をつき
「しっかり屋さんで、大人びた子ども。
相手の期待に応える事が、自然とできる」方でした。
講座を通して、涙まで流していた方でした。
つまりこの言葉を「こころの叫び」に翻訳すれば
「私は、貴方に好かれたい。嫌われたくない。
だから、貴方が私の事を好きになってくれる私になる。
そんな私の事を好きと言ってくれている
貴方の期待を裏切りたくない。悪いから」
嫌われたくない病
傷つきたくない病です。
私達は対人関係に於いて、相手に嫌われい様に姿を変えます。
生きていく為に、対人関係に於いては必要な事です。
何も嫌われる必要はありませんから。
ただ、安心できる人の前では「素の自分」で居たいものです。
素の自分を出して、嫌がる人はその程度の人ですから、
その程度の付き合いをすればいいのです。
素の自分を出しても、受け止めてくれる人を大切にしましょう!
「素の自分を出しても私の事を好きと言ってくれる人に、
作った私のままで居てる事が悪いので」って、
言葉に変わってくれる事を願っています。
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