所長のカウンセリングアドバイス:子供を変える?親が変わる!
我が子を
いい子にしたい
幸せにしたい
立派にしたい・・・等々と
子供を親心で一杯で育てます。
そして、自分のようになって欲しくない思いから、
子供を変えようとします。
誰の為に?
子供を変えようと一生懸命に頑張られている、親御さんは一杯居られます。
時には、必死になって子供に教育をしたり、躾けをます。
子供の悪い処を直す為に、涙ぐましい努力をする方も居られます。
子供の幸せの為に。
でも、なかなか思う様にいきませんよね。
それもその筈、子供を変えようとしているからです。
子供を変えようとしても無駄です。
親が変わらない限りは!
「同一視」
子供は、親の行動、考え方、喋り方、生き方、価値観などを
お手本としてコピーし、自分の中の取り入れます。
一旦、親を真似て、自分の中にに取り込みます。
親が行う事は総てが良い事であり、悪い事では無いのです。
そして、そこから「自我≒自分」を創り上げていきます。
良きにつれ、悪気につれ、親をコピーします。
親が約束を破れば、子供も約束を破ります。
親が寝坊をすれば、子供も寝坊をします。
親が散らかせば、子供も散らかします。
当たりまですよね。
その子供に、
約束を守れ、
寝坊をするな、
散らかすな!と、言っても
子供は自分の行動を変えるでしょうか?無理ですよね。
親がか変わって、お手本を見せないと子供は変わりません。
親が約束を守り、寝坊をせず、片づけをすれば、
子供は、自然と変わっていくのです。
但し、ここで勘違いをしないでくださいよ。
子供の為に、親が変わるのではありませんよ。
「貴方の為に、私は嫌々だけど変わったのよ!」と言う、
メッセージが子供に刷り込まれます。
「親は私の為に、嫌なのに無理やり変えたのだ」と、
メッセージが入ってきます。
子供にとって、大きな負担が心に入ります。
子供の姿、行動を観て「嫌」と持ったという事は、
親が「嫌」と思っている、自分の行動を
子供が行なっているので「嫌」の感情が産まれてきています。
親自身の行動が「嫌」なのです。
自分の仕草が「嫌、ダメ」なのだから、修正する。
これが大切です。
親は「自分の問題点がトラブルを起こすので、
自分の為に問題点を改善する」と、
言う気持が大切です。
このメッセージが子供にも伝わり
子供自身が、「自分の為に変わる」見本にもなります。
子供を変えるたまには
先ず、親が自分の為に変わる。
その、お手本になる。
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